チャンギ国際空港はシンガポールの主要空港で、アジアの中でも屈指の大きさと規模を誇る空港です。
2021年3月現在、100以上の航空会社が週あたり6,100便を運航し、200都市、60カ国以上に就航しています。
そんなチャンギ国際空港を楽しむためのラウンジを一気に紹介します。
各ターミナルの配置
チャンギ空港は巨大な空港で、4つのターミナルとジュエルという商業施設が含まれています。各ターミナルはスカイトレインという鉄道とバスで結ばれています。
特徴的なのが、入国審査を抜けた制限エリアでもターミナル間の移動ができるという点です。
そのため早めに空港に到着後、入国審査を抜けて様々なターミナルのラウンジへ行くこともできます。
ジュエル
ジュエル(Jewel)はチャンギ国際空港を代表するスポットの1つで、天井から屋内の吹き抜けを滝のように水が流れている商業施設です。
チャンギ内にもラウンジがあり、出発前と到着後どちらでも利用できます。
到着後も利用できるチャンギラウンジ
ジュエルにあるチャンギラウンジは、入国審査の前にあるエリアのため、シンガポールから出発するときだけでなくシンガポールに到着した際にも利用できます。
場所
チャンギラウンジは1階エレベーターホールE付近、アーリーチェックインカウンターの向かい側にあります。ターミナル1に到着した場合はジュエルに入ってすぐなのでわかりやすいと思います。
注意点としては、道沿いにあるカウンターでの受付ではなく、奥に入った場所にプライオリティパスの受付があることです。スタッフも日本語が話せるのでわからない場合は聞いてみましょう。
利用条件
プライオリティパスを保有していれば、出発便到着便どちらかの航空券を提示することで利用できます。
食事
プライオリティパス利用者は一品のアラカルトメニューとビール1杯を注文することができます。
シンガポール名物であるラクサやチリクラブなどができたてで食べられるので非常におすすめです。
シャワー
チャンギラウンジではプライオリティパス利用者でもシャワーの利用ができます。シャワーを利用する場合には最初の受付で利用時間を予約しましょう。あまり混雑していなければ15分〜20分ほどで利用できます。
チャンギ国際空港内にはシャワーを利用できるラウンジがいくつか存在していますが、そのなかでも最もきれいなシャワールームで、脱衣スペースやトイレまであり広々とした空間でシャワーの利用ができます。ドライヤーはダイソン、シャワーの水圧も日本レベルでした。
ターミナル1
ターミナル1のラウンジは出国審査を通過したあとの制限エリア内にあります。プライオリティパスで利用ができるラウンジは以下の3つです。
- plaza plemium lounge
- SATS premier lounge
- Marhaba lounge
plaza plemium lounge
plaza plemium loungeはチャンギ国際空港のラウンジの中でも非常におすすめのラウンジです。プライオリティパスで入れるラウンジでは珍しく窓から飛行機を見ることができ、ドリンクや食事も充実しています。
充実の食事
plaza plemium loungeの食事はカウンターとオーダーの両方があり、オーダーカウンターではシンガポール名物のラクサやベジタリアンヌードル、チキンライスなどが注文できました。できたての食事はやはり格別ですね。
バーカウンターによるドリンクの提供
plaza plemium loungeのドリンクはバーカウンターでも提供されます。シンガポールのカクテルシンガポールシリングやTigerの生ビールをスタッフが目の前でついでくれるのは贅沢ですね。
SATS premier lounge
marhaba lounge
ターミナル1のmarhaba loungeはおとなしめの照明とゆったりした座席が多く、くつろぐにはもってこいの場所です。
食事はカレーやラクサなどがあり、カウンターにあるものを取り分けるようになっています。なぜが日本のカツカレーが取り上げられていて、自作でカツカレーを作ることもできました笑
意外なドリンク類の充実
ドリンクにはコーラやフルーツジュースのほかワインなどのアルコール類もあります。意外なところでは日本のアサヒスーパードライが置いてありました。こちらも飲み放題なので日本に帰った気持ちで飲んでみるのもいいかもしれません。もちろんTigerビールもあるので飲み比べてみるのも楽しいです。
ターミナル2
ターミナル2のラウンジも制限エリア内にあり、プライオリティパスでは以下の2つになります。
- Ambassador transit lounge
- SATS premier lounge
合わせてシンガポール航空を利用していたので、スターアライアンスの上級会員であれば以下のラウンジも利用できます。
- Krisflyer gold lounge
Ambassador transit lounge
SATS premier lounge
Krisflyer gold lounge
Krisflyer gold loungeはチャンギ国際空港内に2つありますが、個人的にはこちらのターミナル2にあるKrisflyer gold loungeのほうが好みです。照明がおとなしめでゆっくりと過ごせるほか、飲茶やスープなど充実した食事を食べることができます。
せいろに入った飲茶はアツアツ
Krisflyer gold loungeの目玉の一つはせいろに入った飲茶です。中華も有名なシンガポールらしい料理で、その日によって様々な飲茶を食べることができます。この日はエビシウマイや豚まんなどがありました。
Tigerビールは自分で注ぐスタイル
ターミナル2のKrisflyer gold loungeではTigerビールを自分で注ぐことができます。専用の
ターミナル3
- Ambassador transit lounge
- SATS premier lounge
- Marhaba lounge
合わせてシンガポール航空を利用していたので、スターアライアンスの上級会員であれば以下のラウンジも利用できます。
- Krisflyer gold lounge
Krisflyer gold lounge
Krisflyer gold loungeはシンガポール航空のラウンジで、当日シンガポール航空かANAなどのスターアライアンス便を利用する上級会員のみ利用できます。
カウンターの食事が充実!
Krisflyer gold loungeの食事はカウンターのみですが、中華やアジアン料理のホットミール、スープにラクサなど充実したメニューが並んでいてここで1食とすることも可能です。
清潔なシャワールームでスッキリ
Krisflyer gold lounge内にはシャワーも併設されており、シャワー入口の窓口で受付をすると呼び出し用のトークンがもらえます。混雑状況によりますが、30〜60分ほどで案内されました。
シャワールームは清掃員が常に掃除をしてくれているので、床が濡れているということもなく快適にシャワーを利用できます。タオルやシャンプー類、ドライヤーも用意されているので手ぶらで利用することができます。
ドライヤーはgama.professionalというメーカーのもので、風が強く髪を乾かしやすいものでした。
ターミナル4
ターミナル4は他のターミナルからは離れた場所にあり、移動するためにはバスに乗る必要があります。ターミナル間バスにのって10分ほどかかるため基本的にはターミナル4の利用者のためのラウンジとなっています。
プライオリティパスであれば以下のラウンジを利用することができます。
- Blossom lounge
Blossom lounge
Blossom loungeはターミナル4の中2階にあるラウンジで、休憩室やシャワーなども併設されており注文式のホットミールなどもあります。
他のラウンジとあまり違いがないため、わざわざこちらに赴くほどではありませんが、唯一ベトナムのビール「ビア・サイゴン」があったのは嬉しいポイントでした。
チャンギ国際空港ラウンジまとめ
以上でチャンギ国際空港で利用できたラウンジをまとめました。
これ以外にもそれぞれの航空会社に搭乗した際に利用できるラウンジが多数あるので、まだまだ楽しめそうですね。
乗り継ぎや滞在で長時間チャンギ国際空港にいる場合にはラウンジを利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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