キャセイパシフィック航空で羽田から香港経由、ブリュッセルへ
今回は、キャセイパシフィック航空を利用して、羽田空港から香港国際空港を経由し、ベルギーのブリュッセル空港まで移動した様子を紹介します。
日本からベルギーへ向かう場合、直行便だけでなく、アジアや中東を経由するルートも選択肢に入ります。なかでも香港経由は、キャセイパシフィック航空の本拠地を通るルートです。
そのため、単なる乗り継ぎではなく、羽田や香港のラウンジ、空港での過ごし方も旅の楽しみになります。
羽田空港でチェックイン
出発は羽田空港第3ターミナルです。国際線の出発フロアに到着したら、まずはキャセイパシフィック航空のチェックインカウンターへ向かいます。
キャセイはFace Express対象外
羽田空港には、顔認証を利用した搭乗手続きサービス「Face Express」があります。空港にてFaceExpressを登録しておけば、保安検査のレーンに並ぶ行列をスキップできます。
ただし、2026年3月時点の羽田空港案内では、対象航空会社は日本航空、ANA、デルタ航空、大韓航空です。キャセイパシフィック航空は対象に含まれていません。
通常の手続きで進む
キャセイ利用時は、通常どおりパスポートと搭乗券を使って手続きを進めます。
Face Expressが使えないからといって大きく不便なわけではありませんが、保安検査場や搭乗口が混雑していると行列に並ぶ必要がありますね。
羽田空港のキャセイパシフィックラウンジ
羽田空港でキャセイパシフィック航空を利用する楽しみのひとつが、第3ターミナル6階にあるキャセイパシフィックラウンジです。
営業時間と利用条件
公式情報では、営業時間は毎日7:30から17:00までです。
利用できるのは、ビジネスクラス以上の搭乗者や、ワンワールド上級会員など、条件を満たす場合です。
落ち着いた雰囲気の空間
ラウンジに入ると、空港のにぎやかさから少し離れた落ち着いた空間が広がります。
木目を使った内装、ゆったりしたソファ席、作業しやすいカウンター席があり、出発前にひと息つくには十分な環境です。
電源とWi-Fiも利用可能
電源やWi-Fiも利用できます。搭乗前にスマートフォンを充電したり、香港到着後の予定を確認したりするのにも便利です。
キャセイらしいヌードルバー
キャセイのラウンジらしさを感じるのは、やはりヌードルバーです。
担担麺やワンタン麺など、注文してから提供される温かい麺料理を羽田で食べられるのはうれしいポイントです。
羽田ならではのメニュー

羽田にしかないメニューとして、フレンチトーストやトムヤムヌードルもありました。
フードバーには軽食やデザート、ドリンク類も並びます。

バーカウンターでは、スパークリングワインなどのアルコールもスタッフが用意してくれます。
羽田から香港へ
羽田から香港までは、ヨーロッパへ向かう旅の前半戦です。
この区間は長距離便ほどの長さではありませんが、乗り継ぎ後にはさらにブリュッセル行きのフライトが待っています。
搭乗後は座席まわりを確認
搭乗が始まると、機内では乗務員が落ち着いた雰囲気で迎えてくれます。
座席まわりは、香港までのフライト時間に対して十分な設備があります。
最初に見ておきたいポイント
モニター、USBポート、電源の有無、足元の広さは、座席に着いたら早めに確認しておきたいところです。
必要なものを手元に出しておくと、離陸後も落ち着いて過ごせます。
機内食は軽めでも十分
香港までの便では、離陸後しばらくして機内食が提供されます。
メイン料理は、洋食またはアジア系のメニューから選べることが多いです。ドリンク、パンまたはライス、デザートがセットになる構成です。
香港到着後のラウンジも考える
味付けは比較的食べやすく、無理なく楽しめる内容です。
ただし、香港到着後にラウンジを利用する予定がある場合は、この区間では軽めにしておくのもよいと思います。
後半の長距離便に備える
この区間で大切なのは、ブリュッセル行きの長距離便に備えて体力を残すことです。
映画や音楽を楽しむのも良いですが、乗り継ぎ後にさらに長いフライトがあります。
少しでも休んでおく
短時間でも目を閉じておくと、後半の移動が楽になります。
香港までのフライトは、楽しみつつも休憩時間として使うのがおすすめです。
香港国際空港での乗り継ぎ
香港国際空港に到着したら、「Transfer」や「Transit」の案内表示に従って進みます。
香港で入国せず、そのままブリュッセル行きへ乗り継ぐ場合は、乗り継ぎ用の保安検査を通過して出発エリアへ戻ります。
表示は分かりやすい
香港国際空港は乗り継ぎ客が多い空港です。
英語の案内表示も分かりやすく、導線は比較的スムーズです。案内に沿って進めば、大きく迷う場面は少ないと思います。
空港内はかなり広い
注意したいのは、香港国際空港の広さです。
到着ゲートと次の出発ゲートが離れていることもあります。乗り継ぎ時間が短い場合は、まず次便のゲート番号と搭乗開始時刻を確認しましょう。
ラウンジより移動を優先
時間に余裕がない場合は、ラウンジやショップよりもゲート移動を優先するのが安心です。
余裕があれば、免税店を見たり、制限エリア内を歩いたりして過ごせます。
深夜や早朝は営業店舗に注意
香港空港は明るく開放的で、免税店や飲食店も充実しています。
ただし、深夜や早朝の時間帯は営業している店舗が限られることがあります。
食事はラウンジ前提でもよい
キャセイのラウンジを利用できる場合は、食事や飲み物はラウンジで済ませる前提にしておくと安心です。
香港空港のキャセイラウンジ
香港はキャセイパシフィック航空の本拠地です。
そのため、香港国際空港のキャセイラウンジは、今回の旅の大きな見どころになります。
香港には複数のキャセイラウンジがある
公式情報では、主なラウンジとしてThe Wing, Business、The Pier, Business、The Bridge、The Pier, First、The Deck、The Wing, Firstなどが案内されています。
出発ゲートや搭乗クラス、会員資格によって利用しやすいラウンジは変わります。
最新情報は当日確認
2025年にはThe Bridgeが再オープンし、2026年4月22日にはThe Wing, Firstがリニューアル再オープンしています。
利用できるラウンジは当日の状況にもよるため、空港の案内やキャセイ公式アプリで確認するのがおすすめです。
ビジネスクラスラウンジの楽しみ
ビジネスクラスラウンジでは、キャセイ名物のヌードルバー、点心、温かい料理、サラダ、デザート、バーカウンターなどが楽しめます。
香港らしいワンタン麺や担担麺は、乗り継ぎ中でもしっかり旅気分を味わえる一品です。
シャワーが使えるラウンジも便利
シャワールームがあるラウンジなら、ブリュッセル行きの長距離便前に汗を流せます。
深夜帯や混雑時は待ち時間が出ることもあるため、使いたい場合は早めに受付で確認しておきましょう。
ゲートまでの距離に注意
ラウンジを出る前には、搭乗ゲートまでの距離を必ず確認します。
香港空港はゲート間の移動に時間がかかることがあります。
くつろぎすぎないのが大切
ラウンジでゆっくりしすぎると、最後に慌てることになります。
搭乗開始時刻の少し前ではなく、ゲートまでの移動時間も含めて余裕を持って出発するのがおすすめです。
香港からブリュッセルへ
香港からブリュッセルまでは、いよいよ本格的な長距離フライトです。
ここからは睡眠、食事、水分補給のバランスが大切になります。
搭乗後に座席まわりを整える
搭乗後は、まず座席まわりを整えます。
充電ケーブル、イヤホン、アイマスク、上着などを取り出しやすい場所に置いておくと快適です。
寝る準備を早めにしておく
離陸後しばらくすると、ドリンクサービスに続いて最初の機内食が提供されます。
食事後にすぐ休めるよう、必要なものは先に準備しておくとスムーズです。
香港発らしい機内食
香港発の長距離便では、洋食と中華系メニューの選択肢が用意されることが多いです。
香港らしさを感じる味付けのメインを選べるのも楽しみのひとつです。
ラウンジで食べた後は控えめに
乗り継ぎラウンジでしっかり食べている場合は、機内食を控えめにして睡眠時間を優先するのもひとつの方法です。
長距離便では、食べすぎないほうが到着後に楽なこともあります。
消灯後はしっかり休む
食事が終わると、機内は消灯されて静かな時間に入ります。
長距離便では機内が乾燥しやすいため、水をこまめに飲むことが大切です。
乾燥対策も忘れずに
必要であれば、マスクやリップクリームを使うと到着後の疲れが軽くなります。
また、足元を少し動かしたり、トイレに立つタイミングで軽く体を伸ばしたりするだけでも、到着時の体の重さが変わります。
到着前の朝食
到着前には、朝食または軽食が提供されます。
ヨーロッパ到着後すぐに移動する予定がある場合は、この食事で少しエネルギーを入れておくと安心です。
ベルギーが近づく時間
窓の外が明るくなり、機内のモニターにベルギー周辺の地図が見えてくると、長かった移動も終盤です。
香港からの長距離フライトを終え、いよいよブリュッセルに到着します。
ブリュッセル空港到着と入国の流れ
ブリュッセル空港に到着したら、案内表示に従って入国審査へ向かいます。
ベルギーはシェンゲン協定加盟国のため、ここでシェンゲン圏への入国手続きを行います。
入国審査から到着ロビーまで
入国審査を終えたら、預け入れ荷物を受け取ります。
その後、税関を通過すると到着ロビーに出ます。
滞在情報はすぐ出せるように
日本国籍で観光や短期滞在を目的とする場合、シェンゲン圏では原則として90日以内の滞在はビザ不要です。
ただし、入国時には帰国便または第三国へ出る航空券、滞在先、旅行目的、十分な滞在費などを確認される可能性があります。
EESの運用に注意
2026年4月27日時点では、EUのEntry/Exit System、いわゆるEESがすでに本格運用されています。
非EU国籍の短期滞在者は、入出国時にパスポート情報、顔写真、指紋などの生体情報が登録される対象になります。
初回登録は時間がかかる可能性も
従来のようにパスポートにスタンプを押す運用から、電子的に入出国を記録する仕組みに変わっています。
そのため、初回登録時は通常より時間がかかる可能性があります。
ETIASは今後開始予定
一方、ETIASは2026年第4四半期に開始予定とされています。
開始後は、日本人を含むビザ免除国の渡航者も、ヨーロッパ渡航前にオンラインで渡航認証を取得する必要があります。
出発前に最新情報を確認
この記事作成時点ではETIASの申請は不要です。
ただし、開始時期は変更される可能性があります。出発前にEU公式情報や外務省情報を確認しておくと安心です。
香港経由ベルギー旅のまとめ
キャセイパシフィック航空で羽田から香港を経由し、ブリュッセルへ向かうルートは、移動時間こそ長いものの、羽田と香港のキャセイラウンジを楽しめる点が大きな魅力です。
特に香港国際空港では、キャセイの本拠地らしい充実したラウンジ設備があります。
乗り継ぎ時間も旅の一部になる
香港での乗り継ぎは、ただ待つだけの時間ではありません。
ヌードルバーで食事をしたり、シャワーでリフレッシュしたり、広い空港内を歩いたりすることで、移動そのものを旅の一部として楽しめます。
事前に知っておきたい注意点
一方で、事前に知っておきたいポイントもあります。
羽田ではキャセイパシフィック利用時にFace Expressが使えないこと、香港空港は広くゲート移動に時間がかかること、ヨーロッパ入国ではEESや今後のETIASなど制度変更があることです。
書類を整えておくと安心
パスポート、搭乗券、滞在先情報、帰国便情報をすぐ出せるように準備しておけば、移動中の不安はかなり減らせます。
羽田から香港、そしてベルギーまでの長い移動も、準備を整えておけば落ち着いて楽しめるルートです。