マカオや香港は日本からも近く、魅力的な観光地ですが宿泊費などの滞在費が高騰しています。そこで、すぐとなりにある珠海へ移動してホテルを利用することで広くて安い豪華なホテルを利用できるのか検証しました。
マカオから拱北口岸(珠海)への行き方
マカオから珠海(拱北口岸)へ行くには、マカオ半島の北端にある「關閘(Barrier Gate)」を通って徒歩で中国側へ渡るのが一番ポピュラーな方法です。關閘まではマカオ市内からアクセスも簡単で、旅行者の多くがこのルートを利用しています。
路線バスでアクセス
マカオでは主要な観光地やホテルから關閘方面へ向かう路線バスが数多く運行しています。料金はおおむね6パタカ(日本円で100円前後)で、非常にお手頃。観光中に気軽に利用できます。マカオパスというSuicaのようなICカードを購入すれば乗車料金が半額になるので、合わせて利用してみましょう。
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バス停には英語や中国語の案内もあるため、初めての旅行でも迷うことは少ないでしょう。エアコン付きで快適なので、暑い季節にもおすすめです。
タクシーで快適に移動
荷物が多い人や、複数人での移動ならタクシーが便利です。市街地から關閘まではおよそ10〜20分ほど。料金も手頃で、スーツケースを持っている場合は特にラクです。
マカオのタクシーはメーター制ですが、深夜料金や荷物料金が加算されることもあるので注意しましょう。
徒歩で行く場合
宿泊先がセナド広場や紅街市エリアなど中心部にある場合、徒歩で關閘まで歩くこともできます。マカオ半島はコンパクトな街なので、荷物が少なければ散歩気分で行ける距離です。
街並みを見ながらゆっくり歩くと、マカオの日常の雰囲気を感じられて意外と楽しいですよ。
關閘に到着したらマカオ側の出境審査を受け、徒歩でそのまま中国側の「拱北口岸」へ。案内表示も整っており、初めてでも迷う心配はほとんどありません。
拱北口岸での入境手続きと所要時間
關閘から拱北口岸までは徒歩で数分。出境と入境の審査を合わせても、通常は30〜60分ほどで通過できます。
ただし、週末や中国の大型連休時は観光客で混み合うため、1時間以上かかることもあります。時間に余裕をもって動くのが安心です。
必要書類とビザ
日本人を含む一部の国籍では短期観光でビザなし入国が可能ですが、必ず有効なパスポートが必要です。ビザが必要な場合は事前に取得しておきましょう。
入国時には指紋スキャンなどの自動化システムが導入されており、スムーズに進むことが多いです。
税関申告について
高額な現金やブランド品、電子機器などを多く持ち込む場合は申告が必要です。
通常の旅行者は特に問題ありませんが、ビジネス利用や大量の荷物がある場合は念のため確認しておきましょう。
健康・検疫チェック
流行病や感染症の流行時期には、健康申告書の提出や体温測定が行われることもあります。スマホから事前にQRコードを取得しておくとスムーズです。
拱北口岸を抜けると、すぐ周辺にはショッピングモールやレストラン、ホテルが立ち並んでいます。両替所も多く、到着後すぐに滞在を始められるのが便利なポイントです。
珠海に泊まるメリットはなにより宿泊費・食費が安い!
マカオは観光地として人気が高く、ホテルやレストランの価格も年々上昇しています。その一方で、国境を越えたすぐ先の珠海は、物価がぐっと抑えられており、同じレベルのホテルでもかなり安く泊まれるのが魅力です。
宿泊費の目安
珠海では3つ星〜4つ星クラスのホテルが1泊100〜600元(約2,000〜12,000円)程度で見つかります。清潔で快適な部屋が多く、Wi-Fiも完備。
マカオだと同等クラスで2〜3倍の値段になることも珍しくないため、節約派にはうってつけです。
インターコンチネンタルホテルやホリデイインなど外資系ホテルもマカオの半額程度で宿泊可能です。
食費もリーズナブル
ローカルのレストランや屋台では、1食20〜60元(400〜1,200円)ほどでボリューム満点の料理が楽しめます。海鮮や中華の定番料理はもちろん、最近ではカフェやバーも増えており、若者にも人気です。
さらにデリバリーアプリも充実しているため、安価な価格で熱々の料理をホテルの自室で楽しめます。
珠海の観光も充実
珠海は「海の見える穏やかな街」として知られ、海沿いの遊歩道「情侣路(チンリールー)」は地元民にも愛される散歩コースです。
海を眺めながら歩くと、マカオのきらびやかな雰囲気とは違った落ち着いた魅力を感じられるでしょう。夜には海辺の海鮮レストランで新鮮な料理を楽しむのもおすすめです。
宿泊費も食費も安く、観光地としても十分楽しめる珠海に泊まることで、旅行全体のコストをぐっと抑えられます。
ビザと入国に関しては注意が必要
2025年現在、日本を含む一部国籍では短期滞在の場合、ビザ免除措置が継続されています。ただし、中国の出入国政策は時期によって変わることが多く、必ず事前に最新情報を確認することが重要です。
最新情報をチェック
出発前には在日中国大使館や領事館、または中国出入国管理局の公式サイトを確認しましょう。ニュースサイトやSNSの情報は古い場合があるため、必ず公式ソースでチェックするのが安心です。
過去の入国履歴にも注意
以前に中国で長期滞在したことがある場合や、滞在中にトラブルがあった場合、再入国時に追加審査が行われることもあります。心配な人は事前に大使館に相談しておくとよいでしょう。
政策の変更に備える
特に2025年以降は、国際情勢や観光需要の変化に応じてビザ制度が見直される可能性があります。電子ビザの導入や簡易審査の拡大など、利便性が向上する一方で、条件が変わることもあるため油断は禁物です。
実用的な節約旅行プラン
マカオと珠海をセットで楽しむ「2都市型旅行プラン」は、コスパ最強の組み合わせです。以下のようなスケジュールなら、観光も食も満喫しながら節約も実現できます。
昼はマカオ観光
朝から昼にかけては、セナド広場や聖ポール天主堂跡など、世界遺産エリアを散策。昼食はポルトガル風エッグタルトやマカオ料理を楽しみましょう。
午後はカジノや高級ホテルのラウンジで休憩するのもおすすめです。
夕方に珠海へ移動
夕方になったら關閘を渡って珠海へ。国境を越えると雰囲気がガラッと変わり、地元感あふれる街並みが広がります。
夜は海鮮市場近くのレストランや屋台で食事。地元ビールを片手に、ゆったりとした時間を過ごせます。
翌日は珠海観光
翌日は珠海市内の観光へ。たとえば「円明新園(旧北京円明園を再現したテーマパーク)」や「海浜公園」、「情侣路」の散歩などが定番です。
のんびり過ごしたいならカフェで海を眺めながら一日を過ごすのも素敵です。
必要に応じてマカオへ日帰り
再びマカオへ戻るのも簡単。徒歩で關閘を渡るだけなので、日帰りでカジノやショッピングを再訪することもできます。
バスやタクシーを組み合わせれば、移動時間も短く、柔軟な旅程を組めます。
このように「マカオ観光+珠海宿泊」は、費用を抑えながらも2都市の魅力を満喫できる理想的な旅。節約しつつも充実した旅行をしたい人には、ぜひおすすめのスタイルです。