香港国際空港からマカオへ直行できる「ダイレクトバス」
香港国際空港(HKIA)に到着してからマカオへ向かう際、「香港の入国審査」をスキップしてそのまま移動できるルートがあるのをご存じですか?
それが、港珠澳大橋(HZMB)を通る「ダイレクトバス」です。
このバスは、空港のトランジットエリア内で手続きを完結させ、世界最長の海上橋「港珠澳大橋」を渡ってマカオへ一直線に向かうという便利な移動手段です。
本記事では、利用方法・料金・キャンペーン・復路での空港税返金など、2025年9月現在の最新情報をわかりやすく解説します。
ダイレクトバスのメリットは?—フェリーより早くて安定
ダイレクトバスの最大の魅力は、スピードと安定性です。
フェリーでの移動と比べて天候の影響を受けにくく、悪天候や台風シーズンでも運休するリスクが低め。
また、香港国際空港に到着してから一度も香港の入国審査を通る必要がないため、手続きが非常にスムーズです。
チケットは空港内の専用カウンターで購入または予約確認を行うだけ。乗車後はそのままマカオ側のイミグレーションへ直行できます。
「飛行機を降りたら、そのままマカオへ」——これがダイレクトバスの一番の強みです。
ダイレクトバスの予約方法
ダイレクトバスはオンラインでの事前予約が可能です。公式サイトや提携旅行サイトから購入できます。
フライトの到着時刻に合わせて時間指定できるので、旅のスケジュールが立てやすいのもポイントです。
もちろん、座席に空きがあれば空港カウンターで当日券を購入することもできますが、便数が限られているため、繁忙期や週末は満席になることも。
特に日本からの便で午後〜夜に香港着のフライトの場合は、あらかじめ予約しておくのが安心です。
香港空港での手続きの流れ
香港空港に到着したら、「マカオ/中国本土行き乗り継ぎ(Transfer to Macau / Mainland China)」と書かれた標識に従って進みましょう。
ここが一般入国ルートとの分かれ道です。絶対に香港の入国審査へは行かず、トランジットエリア内で手続きを進めるのがポイントです。
1. ダイレクトバスカウンターへ
まずは「E2カウンター」や「Direct Bus」カウンターへ向かい、チケットを購入します。オンライン予約済みの人は予約画面を提示するだけでOK。
2. 預け入れ荷物の手続き
預け荷物がある場合は、航空会社カウンターでタグを提示します。バス会社を経由してそのままマカオまで荷物を運んでもらうことが可能です。
自分でスーツケースを受け取る必要がないので、空港内の移動もラクラクです。
3. 保安検査と乗車準備
出発の30分前になると、手荷物検査と保安検査が始まります。
ゲートを通過したら、専用の乗り場からバスに乗り込みます。スタッフが丁寧に案内してくれるので、英語や中国語が苦手でも心配ありません。
乗り方と料金
ダイレクトバスの料金は片道HKD 280(約5,500円前後)とやや高額ですが、後述する片道無料キャンペーンや税金の払い戻しがあるので実際の費用はもう少し安くなります。
乗り場はトランジットエリア内にあるため、飛行機を降りてからの移動もスムーズです。
乗車後に途中で乗り換えはなく、そのまま港珠澳大橋を渡ってマカオへ。
到着地点は「マカオ港珠澳大橋ターミナル(Macau Port)」で、ここでマカオ側の入国審査を受けて入国となります。
バスの車窓からは、世界最長の海上橋の絶景を楽しめるのも魅力のひとつ。
晴れた日には、南シナ海の青い海と広大な橋の景観が旅のハイライトになるでしょう。
片道無料キャンペーンの活用法
現在(2025年9月時点)、一部の航空会社利用時には「ダイレクトバスまたはフェリーの片道無料キャンペーン」が実施されています。
これは、香港国際空港に到着後に香港へ入国せず、そのままマカオへ向かう旅行者を対象にした特典です。
対象航空会社と条件
キャセイパシフィック航空、香港エクスプレスなど、香港を拠点とする航空会社が対象です。
条件は、「香港に入国しないこと」と「ダイレクトパスを利用すること」。
フライトの予約時やチェックインカウンターで、スタッフにキャンペーンの適用可否を確認しましょう。
適用方法
チケット購入時、航空券の半券や搭乗券を提示すると割引または無料扱いになります。
ただし、キャンペーンは時期によって内容が変わるため、出発前に航空会社やバス運営会社の公式サイトで必ず最新情報をチェックしましょう。
このキャンペーンを利用すれば、マカオまでの移動コストをぐっと抑えられます。
マカオから香港空港へ戻る復路ルート
帰国時も、マカオから香港空港へはダイレクトバスを利用するのが一番ラク。
「マカオ港珠澳大橋ターミナル」から出発し、再び港珠澳大橋を渡って空港へ直行できます。
マカオ側ターミナルへのアクセス
マカオ市内からは「101Xバス」などの公共バスでターミナルへ向かいます。
タクシーでも15〜20分程度で到着するので、荷物が多いときはタクシーがおすすめです。
チェックイン手続き
利用する航空会社が、マカオ側ターミナルに事前チェックインカウンターを設けている場合があります。
ここで搭乗券の発行や荷物の預け入れができるため、空港に着いたらすぐに出発ゲートへ直行可能。
出発の3〜4時間前に到着しておくと安心です。
ダイレクトバスで香港空港到着後のHKD 120払い戻し
マカオからダイレクトバスで香港空港に到着し、そのまま香港に入国せずに飛行機で出国する場合、空港保安料として支払われているHKD 120(約2,400円)が返金されます。
払い戻しの手続き方法
バスでマカオに到着後、マカオ側ターミナルのチケットカウンターまたはチェックインカウンターで、
・搭乗券
・ダイレクトバス(またはフェリー)のチケット
を提示すると、その場で現金が手渡しで返金されます。
この払い戻しを受け忘れる人が意外と多いので、ぜひチェックしておきましょう。
少額でも、旅の最後にちょっとしたお土産代になります。
時間も手間も節約できる最強ルート
ダイレクトバスは、香港空港からマカオへ行く最も効率的な移動手段のひとつです。
フェリーよりも天候の影響が少なく、香港の入国審査をスキップできるため、乗り継ぎ時間を大幅に短縮できます。
さらに、航空会社の片道無料キャンペーンやHKD 120払い戻し制度を活用すれば、コストパフォーマンスも抜群。
「香港を経由してマカオだけを楽しみたい」という旅行者にとって、今やこのルートは定番となりつつあります。
世界最長規模の橋を渡る特別な体験をしながら、快適にマカオへ。
これからの香港経由マカオ旅行は、ダイレクトバスを選べば間違いありません。