今回は豪雨を避けるように少し南側へ。目的地は外房線と内房線のぶつかる駅「安房鴨川」です。特急「わかしお」に乗って今日も割引された鉄道の旅です。
目的地は少し雨が弱まっているという予測で千葉へ向かいますが、果たして、、、
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特急わかしおの予約はえきネットから
今回乗車する特急「わかしお」は東京駅から京葉線、外房線を通って安房鴨川駅を繋ぐ列車です。特急列車なので、乗車券のほか特急券も必要になり、通常であれば片道3,670円、往復で7,340円かかってしまいます。
これがJR東日本のネット予約サイト「えきネット」であれば前日までの購入で最大40%オフの2,390円から2,630円で購入できます。料金は繁忙期、閑散期などで多少変動しますが、往復で1,000円以上お得になります。
特急わかしおは発券が必要
さて、無事にえきネットで予約できましたが、特急わかしおはえきネットから予約しても発券が必要です。この点はすこし面倒ですね。
特急券を発券するためには、通常の券売機ではなく薄紫色になった券売機を使用する必要があります。駅によっては設置されていない場合もあるのでそのときはみどりの窓口へ行きましょう。
購入後に登録しているメールアドレスへQRコードが送られているはずなので、画面右下のQRコードから購入をタッチし、すぐに発券ができます。
少し時間があるので、東京駅のKITTEへ
13時東京駅発の特急列車にしたので、1時間ほど東京駅で時間を潰す必要がありました。多くの飲食店やお土産屋さんがひしめく東京駅で時間を潰すのは容易ですが、今回は人混みを避ける意味でKITTEへ向かいました。
フラットデザインで、郵便の柔らかいイメージとキャッチーなイメージをかけ合わせたようなフォントも東京駅には新しいものです。KITTE自体の建築は隈研吾によるもので、日本各地の木材を取り入れた建物になっています。
エキッテアッチ
KITTEの中でいつも行くのは、インターメディアテクです。貴重な標本などの資料がこれでもかと展示されています。これらは東京大学が1877(明治10)年の開学以来蓄積してきた学術標本たちで、大型生物の骨格標本や剥製、宝石などの鉱石なども展示されています。
なによりこの場所がすごいのは無料で観れる点です。かなり貴重な品も多く、一度ならず何度も足を運んでも毎回発見がある場所です。また、東京駅の地下から連結しているため、雨の日も濡れずにいける博物館です。そんな博物館はなかなかないですね。
と、、遠いぞ京葉線ホーム
列車の発車時刻が迫ってきたので京葉線のホームへ向かいますが、あるけどあるけどホームには到着しません。そう、東京駅の京葉線ホームはひと駅分ほど歩くのです。あまりの直線距離に空港のような動く歩道も設けられているほどです。出発時刻の10分前くらいにはホームへ向かうように心がけましょう。
ひときわ目立つ「わかしお」
始発なので、出発時刻よりもかなり前の時間から特急わかしおはホームに入線しています。菜の花をイメージした黄色の映えるE257で終点安房鴨川まで移動します。わかしおには古めの255系と少しだけ新しいE257系の2種類が編成されています。車両の構造なども変化があるので、以下の時刻表などで確認しておくとよいでしょう。
いつもガラガラの特急で車両を独占
特急わかしおはバス路線でもある千葉方面にかなりの乗客を奪われて、あまり乗客数がおおくありません。今回は午後発だったこともあり、1両貸し切り状態でした。
特急の良さはこの静寂感と独占感にもあるような気がします。
そしてここから最高の時間です。
お昼ごはんには少しだけ贅沢して魚屋さんのイワシ寿司を購入してきました。駅弁を買うことに比べたらお得ではあると思います。醤油がないことを憂いていましたが、箱のなかにしっかり醤油も生姜もガリも入っていました!日本最高。
東京を出発してから2時間弱で、終点「安房鴨川」駅に到着です。
鴨川シーワールドなどで有名な港町ですね。
鴨川シーワールドへは無料バス、レンタサイクルも観光案内所で借りられます。2時間500円から。
安房鴨川駅から徒歩3分ほどの場所にあるわくわく広場。
地元の惣菜やお弁当、カレーやパンまで売っています。野菜やお土産も揃っていて100均まで。
ローカルな雰囲気を全面に感じることが出来る場所です。
安房鴨川すぐのイオンもすごい品揃え!
わかしお市場という鮮魚店も併設されていて、海鮮の品揃えが半端ない!
安房鴨川駅は小さいながらも待合室まで用意されていて、便利な駅です。
改札を潜るとすぐに新宿行きのわかしおが待っていました。
あっという間に帰路に着きます。
復路は臨時列車の新宿わかしおで新宿まで。
土日かつこの時間にしか運行されていませんが、東京止まりでなく総武線を走り新宿まで行ってくれるのは大変便利です。
帰りは255系のわかしおでした。
古いながらも独特な車両です。
シャッターの下された部屋、使えない個室、1人座席
独特ですねぇ。
安房鴨川のイオンでは富山の笹寿司が半額で売られていました。
思わず購入。お土産屋さんだと1,000円するものが250円で買えるとは!
デッキ内のドアはブルー
明確な色分けが合ってわかりやすいですね
あっという間の鴨川旅
えきネットであれば、往復5,000円を切るというのがすごい。
そして全く人が居ないので今の時期オススメです。
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