今回はJALを利用して島根県を旅します。
巷では鳥取県とごっちゃにされることや、印象が薄いと揶揄されることも多い島根県ですが、出雲大社や石見銀山を始め多くの名所、出雲そばやしじみといったグルメも豊富にある島根県を堪能してきます。
島根の名所を巡るにはお得なバスチケットがあり、それを活用する方法についてもご紹介いたします。
ルートはこちら
夕陽を堪能する島根旅
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今回は夕陽を堪能する出雲・松江の旅
日が沈む聖地として知られる日本誕生の地「出雲」は、日本でも有数の夕陽の名所であります。
そんな最高の夕陽を堪能する旅ですが、のっけから空港で上等な夕陽を見られました。本日は空気も澄んで、遠くまで景色が見える素敵な空ですね。
サクララウンジのビールで一杯!
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めっちゃどーでもいいこだわりですが、南ウイングの北側にあるサーバーではグラスがくびれているので泡立ちのよいビールが飲めます。
しかも黒ラベルはこっち側だけ。
小さなこだわりですが、私はいつもこっちの席に座ってしまいます。
島根の周遊はフリーパス「縁結びパーフェクトチケット」で
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本日は島根県と鳥取県の県境「中海」を目指してバス移動です。昨日のうちに仕込んでおいた縁結びパーフェクトチケットを使って45分の道のりをまったりと移動します。
このチケットは、3日間フリーで一畑電車と一畑バスなどのバスが乗り放題で4,000円と少し高めに感じます。しかし空港から松江市内、出雲市内から空港へのリムジンバスも乗ることができるので、往復2,000円を差し引くとほぼ2,000円で3日間の乗り放題になります。
空港や空港バス内で購入できるので、出雲に到着次第利用できるという点も便利ですね。
また出雲市内の多くの施設で団体割料金での利用ができるようにもなるので、交通費の割引以上のお得さがあります。
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バスの出発する松江駅前には待合スペースを確保している市民センターがあります。外は寒いので、ここでバスを待つことにします。ここから大根島と呼ばれる名所へ向かいます。
中海が見えてきた
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バスに乗って、中海まで来ました!
このあたりは建物も少なく、ずっとこの海が見られる景色は最高。大根島と呼ばれる中海に浮かぶ島まで道が繋がっています。某日本中を巡るゲームでも有名な場所です。
不思議な名前の「大根島」
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大根島に到着しました!ここからは鳥取県の伯耆富士とも呼ばれる山「大山」(だいせん)が見えています。
高麗人参の生産地「由志園」
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牡丹と高麗人参の生産地として有名な由志園にやって来ました。貧しい時代を牡丹の歩き売りで乗り越えた歴史から牡丹が今でも育てられています。
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また松江藩の七代藩主である松平治郷が財政立て直しの産業として雲州人参を育てたことからこの大根島が高麗人参の名産地となっています。由志園は松江市観光協会のLINEクーポンでなんと入場料が半額の500円!これだけの規模の庭園と雲州人参の展示まで見られてこの値段は行くしかありません
牡丹には雪よけのための屋根が取り付けられていましたが、帽子のように見えてかわいいですね。
屋内の牡丹園も豪華
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また、屋内で牡丹を見ることのできる牡丹園もあります。牡丹でも有名な由志園は、GW頃になると一面牡丹で彩られるようです。
假屋崎省吾とのコラボで彩られた牡丹たち
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園内には華道家の假屋崎省吾さんのイベントも行われており、至るところに強烈なセンスの展示がされていました。由志園の出口には休憩所と軽食がいただける食事処もあり、景色を眺めながらゆっくりできます。このような場所には珍しく、電源やWi-Fiもあるのでかなり長居してしまいました。
高麗人参ミュージアムも併設
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休憩所の横には高麗人参のミュージアムも併設されています。かなり高額な人参がこうして並んでいるのは壮観です。
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貧困に困窮していた松江藩を救った、松平治郷公は不昧公とも呼ばれ、日光で栽培を成功させた高麗人参の栽培を行います。
高麗人参の栽培は非常に困難で、日本全国で行われたものの会津・信州・松江のみが育てる事ができました。育成には6年の歳月がかかり、取れたあとの畑は15年使えないそうです。
松江にもどり、出雲そばでランチ
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松江駅に戻って、そば「きがる」さんで割子そばを食べます。昼食時を過ぎていたので、比較的空いていました。
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割子そばは、蕎麦の実もそのまま挽いて作られるお蕎麦で、蕎麦の色が濃く歯触りもコシがあります。
三段になっているせいろにつゆを入れて、食べ終わったら次の段へと移し替えていきます。
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つゆを再利用しているSDGsのはしりですね。かつおぶしやネギなどの薬味を加えて味変しながら2杯目3杯目を食べていきます。
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現存12天守である国宝「松江城」へ
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国宝松江城に来ました。
堀尾氏によって築かれた現存12天守の一つで、当時の姿を残している貴重な城です。
石を削り出すときに区別をつけたと考えられているのが、この模様です。堀尾家の家紋がつけられています。
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天守は小ぶりに見えますが、地震や火事の多い日本で江戸時代からこの城が立ち続けていたことを考えると、国宝となることも納得の貴重な文化財です。
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石垣は「牛蒡積み」と呼ばれる技術で積まれています。古い砕石技法であったため、石の大きさも不均一で、形もいびつですね。
松江城の柱は上から下まで通っているわけではなく、2階ごとに通し柱が通っています。
この様子が階段の中腹から覗くことができるのは珍しい光景です。
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天守に上がると、宍道湖がキレイに見えています。
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天守からは再び山陰の秀峰「大山」が見えます。
竹島について理解できている?
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「竹島はわが国固有の領土です」
島根を歩くと至る所に見られる文言です。
サンフランシスコ講和条約以降韓国によって領土の主張がなされた竹島は今も日本人が立ち入ることはできません。
竹島資料室では、島根大学の学生が分かりやすいスライドで歴史について説明してくれます。
宍道湖に沈む夕日が見れる温泉へ
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宍道湖を眺めながらお湯に浸かれる玉造国際ホテルへ来ました!夕陽を見ながらまったり、、と思っていたら露天風呂が工事中(泣)
帰りに沈む夕陽を見れたのでヨシとします。
玉造国際ホテルにはビーチのようなスペースが開放されており、宍道湖に沈む夕陽や夜の静かな湖を見て物思いに耽ることができます。少し寒い。
列車に乗って出雲市内へ移動
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快速とっとりライナーで出雲市駅へ
大社を模した駅舎の作りでライトアップもされていて非常に綺麗です。道中東京へ向かう寝台特急サンライズ号とすれ違いました。出雲市駅舎は出雲大社の作りを模した作りになっていて、ライトアップもされているので、駅舎としても珍しい形です。
夜食はスーパーで地のものを購入!
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宍道湖ではしじみのほか、うなぎが取れることでも有名です。これは中国産ですが、うなぎを食べる文化は盛んで巨大なうなぎが1,000円というお得な値段で売っています。こちらは島根の名物である「バラパン」バラのような形をしたパンは中にクリームがたくさん!こちらに島根中央酪農のフルーツ牛乳でいただきます。意外と地元のパンと牛乳があるのは珍しい。
翌朝はチェックアウトで抽選会
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ホテルは出雲市駅前のアルファーワンでの宿泊でしたが、非常に快適でチェックアウト時には無料の抽選会が!ボタンが本格的で思わず興奮してしまいましたが、当たったのは飴でした。
当たったアメをなめながら、旅は、つづく。
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