アラブとインドと中国が隣り合う不思議な街!多彩な文化が入り交じるシンガポールでご飯も建築も楽しもう!

シンガポール

シンガポール2日目は朝食からスタートです。日中でシンガポール市内を散策し、夜には空港に戻るため駆け足でスポットをめぐりました。

ya kun kaya toastにて伝統のカヤトースト

朝食を食べに行ったのは、シンガポールの伝統料理であるカヤトーストです。カヤトーストとは、炭火で焼いたトーストにカヤジャムと呼ばれるココナッツミルクをベースにした甘いペーストを塗って食べる料理です。

温泉卵をつけて食べるのが主流

カヤトーストのセットは6.3シンガポールドルで750円。物価の高いシンガポールではお得な外食ですね。

トーストに温泉卵をつけて食べるのがシンガポール流らしいですが、サクサクのトーストに温泉卵をつけるのは難しい、、、甘いトーストに甘いコーヒーという組み合わせはここでしか味わえないですね。

人気店で混雑を避けるには

ya kun kaya toastはガイドブックなどにも掲載されるシンガポール観光ではメジャーな店舗ですが、ファーイーストスクエア近くの店舗などは有名すぎていつも行列しています。

チェーン店舗でもあるya kun kaya toastは、お店を選べば行列することなく気軽にカヤトーストが食べられるので混雑している場合には別の店舗に行くのもいいでしょう。私が行ったのはMRTブギス駅に直結しているブギスストリート地下にあるya kun kaya toastでした。こちらは朝食の時間帯でも混雑なくイートインを利用でき、すぐにカヤトーストを食べることができました。

アラブの雰囲気を感じるアラブストリートへ

早朝に向かったのはアラブストリートです。アラブ系の人が多く暮らすこの場所には中心にサルタン・モスクというモスクがあり、モスク周辺には、多くの魅力的な観光スポットがあります。

特にカンポン・グラム地区には、色とりどりのショップやカフェが立ち並び、文化的な探索が楽しめます。アラブ文化ならではの多彩な食文化やショッピングを楽しむことができます。

サルタン・モスク

施設の場所

サルタン・モスク(Sultan Mosque)は、シンガポールのカンポン・グラム地区に位置しています。MRTを利用する場合、最寄り駅はBugis駅で、駅から徒歩約10分の距離にあります。

施設の歴史

サルタン・モスクはシンガポールで最も歴史的かつ重要なイスラム教の礼拝所の一つです。1824年に建設が開始され、1928年に現在の形に再建されました。

初代サルタン(王様のような立場)、フセイン・シャーのために建てられたこのモスクは、シンガポールのムスリムコミュニティの中心として重要な役割を果たしてきました。その特徴的な黄金のドームは、歴史的なカンポン・グラム地区のランドマークとなっています。

開館時間

サルタン・モスクの開館時間は以下の通りです

  • 月曜日から日曜日まで:9:00~12:00、14:00~16:00
  • 金曜日は礼拝のため、一般公開はしておりません。

ただし、宗教行事や特別なイベントが開催される場合は、時間が変更されることがありますので、訪問前に公式ウェブサイトで最新情報を確認することをお勧めします。

訪問する際の注意点

サルタン・モスクを訪れる際の服装には注意が必要です。モスク内に入る際には、肌の露出を控えた服がベターです。必要に応じて、入り口でローブを貸出もしてくれるので受付の人に聞いてみましょう。

シンガポールのグルメスポット「マックスウェルフードセンター

シンガポールにはホーカーと呼ばれる、比較的安価に食事を取ることができるうフードコートのような施設があります。多民族国家らしく多彩な食文化を一気に味わうことができるシンガポールらしい場所です。特に有名なホーカーとして、マックスウェルフードセンターへ行ってみました。

施設の場所

マックスウェルフードセンター(Maxwell Food Centre)は、シンガポールのチャイナタウン地区に位置しています。MRTを利用する場合、最寄り駅はTanjong Pagar駅で、駅から徒歩約7分の場所にあります。

施設の開館時間

マックスウェルフードセンターの開館時間は以下の通りです

  • 月曜日から日曜日まで:8:00~22:00
  • 一部の店舗は早朝から営業し、深夜まで営業している店舗もあります。

代表的な店舗

マックスウェルフードセンターには多くの人気店が集まっています。特に以下の店舗はメジャーで、多くの観光客にも人気となっています。

  • 天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice):シンガポールを代表する料理、海南鶏飯(ハイナンチキンライス)の名店。行列ができることもありますが、回転は早いので10〜15分ほど待てばすぐに食べられます。

    独特のソースをかけて、柔らかな鶏肉と薄く味付けされたライスを一緒に食べるとやみつきな味わいになります。Mサイズ1つ6シンガポールドルとなっていて、700円ほどですが、あまり量は多くないので他のメニューを食べてもいいかもしれません。
  • Zhen Zhen Porridge:朝食にぴったりの美味しいお粥が楽しめる店。鶏肉や魚のお粥が特に人気です。
  • Maxwell Fuzhou Oyster Cake:フライドオイスターケーキが有名で、サクサクの食感とジューシーなオイスターが絶妙なバランスです。

その他の注意点

マックスウェルフードセンターは、シンガポールの多彩な料理を手軽に楽しむことができる場所です。多くの観光客が訪れるため、ピーク時には混雑することが予想されます。フードコートのように席をあらかじめ確保してから店舗で購入するのが良いでしょう。

特にランチタイム(12:00~14:00)やディナータイム(18:00~20:00)は混み合うので、時間をずらして訪れるのがおすすめです。

また、シンガポールでは珍しく現金が主な支払い手段となります。大金は必要ないですが、1食につき10〜20シンガポールドルほどの現金を持参することをおすすめします。最近では、QRコード決済などのキャッシュレス支払いも徐々に増えてきていますが、全ての店舗で利用できるわけではありません。

セントアリューズ大聖堂

食後に向かったのはセントアリューズ大聖堂です。

施設の場所

セントアリューズ大聖堂(St. Andrew’s Cathedral)は、シンガポールのシビック・ディストリクトに位置しています。MRTを利用する場合、最寄り駅はCity Hall駅(で、駅から徒歩約5分の場所にあります。

施設の開館時間

セントアリューズ大聖堂の開館時間は以下の通りです

  • 月曜日から金曜日まで:9:00~17:00
  • 土曜日:9:00~12:00
  • 日曜日:礼拝のため、一般公開はしておりません。

ただし、宗教行事や特別なイベントが開催される場合は、時間が変更されることがありますので、訪問前に公式ウェブサイトで最新情報を確認することをお勧めします。

訪問する際の注意点

セントアリューズ大聖堂を訪れる際にも服装に注意しましょう。大聖堂内に入る際には、短パンやタンクトップなどのカジュアルすぎる服装は避けましょう。

写真撮影に関しては、大聖堂内の撮影が制限されている場合がありますので、注意書きを確認するか、事前に許可を取るようにしてください。外観の撮影は自由に行えますので、ゴシック建築の美しさを写真に収めることができます。

多彩な文化を持つシンガポールを楽しもう

食事や建築など、文化の違いを大きく感じることができる場所がすぐとなりに並んでいて、世界の狭さを感じさせてくれるような国がシンガポールの特徴です。

物価は高いですが、工夫すれば安価な食事や宿を見つけることもできるのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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