今回はJR西日本の企画であるサイコロきっぷを利用して、大阪から福井へ旅行をしてきました。
今回のルートはこちら
大阪までは飛行機で移動
サイコロきっぷはJR西日本の企画しているきっぷであるため、大阪からの出発になります。そのため、まずは東京から大阪へ飛行機で移動します。JALセールで購入していたチケットで片道8,000円とお得に移動できました。
JALのセールは2ヶ月に1回ほどと頻繁に行われているので、タイムセールの時期を狙って予め飛行機を手配しておければ旅費をかなり抑えられることができます。
羽田6枚きっぷを利用してお得にモノレールに乗車
まずは羽田まで浜松町からモノレールで移動します。 以前JREポイント1,800ポイントで交換した「羽田6枚きっぷ」を使います。 一枚あたり300ポイントで、浜松町→羽田第二ターミナルまで500円区間を利用できるので非常にお得!
このようにJREポイントは通常の1円よりも高価値のものと交換でき、キャンペーン中にはさらにお得になることがあるので、ためておいて損はないポイントと言えます。
こちらは以前普通列車グリーン車が400ポイントで乗車できた時の記事です。
JALラウンジで出発まで待機
JALのラウンジは広い空間に多くの種類の座席が配置されています。とくにこちらの座席は周りが壁に囲まれており、ちょっとしたプライベート空間になっています。
すぐ後ろにコンセントもあり、充電しながらスマホを触れるのも◎
いよいよ搭乗の時間が迫ってきました!搭乗は夕陽の落ちる16番ゲートから出発! 伊丹まではあっという間なので、短い間ですが、最新機材のA350を堪能します。
伊丹空港から難波へ移動
あっという間に飛行機での移動を終え、伊丹空港へ到着しました。ここからはリムジンバスに乗ってなんばへ移動します。伊丹空港はリムジンバスのアクセスが良く、料金も500円からと非常に安価なのでぜひ利用をおすすめします。
なんばに到着してすぐ、大好きなうどん屋さんに向かいましたが、まさかの営業時間外! 汁物を諦められないので、少し歩いて金龍ラーメンへ。 道頓堀の名物と聞いていましたが食べた事なかったので貴重な経験でした。
キムチ、ニラ、ニンニクは取り放題。 ラーメンに入れるたび劇的に味があって変わります。
夜食はスーパー玉出で
大阪に来たら、スーパー玉出は欠かせません。これぞ大阪と言わんばかりの低価格!明日の朝食と今晩の夜食を購入して、ホテルへ戻りました。
特急サンダーバードに乗って福井へ!
翌日は大阪駅から特急サンダーバードに乗って福井へ! 連結している車両に車内から行けず、焦りました。新大阪駅で無事回り込み成功。
サンダーバードは車両の最前方にコンセントがあるので、オススメの座席はここです。
琵琶湖の西を走る湖西線 風が強く、前回福井へ向かった際には運休となっていました。 リベンジで訪れたこの路線は、琵琶湖をずっと眺めていられる素晴らしい車窓です。
福井駅からはえちぜん鉄道に乗って移動
わずか2時間ほどで福井駅に到着しました!新幹線開通に向け、着々と建設されている福井駅!木材をふんだんに使った豪華な駅舎になりそうですね。 未来の駅を横目に「えちてつ」ことえちぜん鉄道に乗車し次の目的地を目指します。
えちぜん鉄道7000系に乗って永平寺口へ! かつてJR東海の飯田線で使われていた車両です。 恐竜博物館とのセットフリーパス券が2,130円で購入でき、740円もお得に移動できます。 さらにここから500円割引をしていました!ラッキー!つまり1,630円で2,870円分の移動ができます。
永平寺口駅からはバスに乗って永平寺に移動
永平寺口駅で降りてバスに乗車 15分ほどで永平寺へと着きました。 福井駅から直接永平寺へ向かう場合は、永平寺ライナーというバスを利用する方法もあります。 こちらは京福バスのフリーパスも使えるそうです。
靴を脱いで、禅宗の総本山「永平寺」へと入って行きます。 フォロワーさんによると、つい最近まで拝観が出来なかったため、ギリギリ入れてラッキーでした! 目的地の営業時間等はあらかじめ確認することが旅の成功には重要ですね。
永平寺を代表する230枚もの天井画
永平寺に入るとすぐ見る事ができるのが、傘松閣の天井画です。 格天井の一つ一つに描かれた230枚もの日本画に圧倒されます。 広間は156畳にもなる広さで、ここを見るために永平寺を訪れる価値があると言っても過言ではありません。
総欅造りの仏殿は、7つある伽藍の中心をなす建築物で、本尊である釈迦牟尼仏が祀られています。
東司(とうす)と呼ばれるお手洗いは修行をする上で大切な場所の一つとされ、戸の開け方や手洗いの作法まで細かい決まりがあるそうです。 正面には烏枢沙摩明王が祀られています。
さらに鉄道に乗って、恐竜博物館へ
夕方から福井の誇る名所恐竜博物館へ 夏のリニューアルに向け絶賛工事中です。 エントランスからのエスカレーターがワクワクを誘いますね!入場には現在予約が必要となっており、ホームページから事前に予約して入場しました。
世界でも屈指の恐竜博物館である福井の恐竜博物館 貴重なはずの骨格標本がこれでもかと並んでいます。 T-rexもヌルヌルと動いています。
恐竜博物館のメインの一つとも言えるのが、福井県で発見された恐竜の骨です。 ここまで大量の骨が発見されることは珍しく、これらの骨格標本が福井を恐竜県にさせている要因です。手取層と呼ばれる地層で見つけられる骨が、ここ勝山で多く露出していたそうです。
館内はスロープで二階と三回が結ばれていて、気になる場所を何度も見返せます。 高い場所から見ると、改めてこの博物館の展示量がハンパない事がわかります。
勝山駅でひとやすみ
恐竜バスに乗って勝山駅まで戻って来ました。 勝山駅は1914年の開業当初から残る駅舎で、登録有形文化財にも指定された立派な建築です。
勝山駅からの列車出発まで時間があったので、九頭竜川の見える勝山橋に来ました。
いまは大人しく流れている九頭竜川の流れと夕陽に照らされる山々、涼しく橋の上を抜けていく秋風。 名所とは言われなくても美しい場所がたくさんあります。
福井に戻って夕食
勝山から駅に戻り夕食にしました。福井駅に隣接するスーパー「プリズム福井」で地産のものを購入、地消しました。大阪のスーパー玉出で買っていたおつまみも合わせて、ゆっくり乾杯します。
海の幸に恵まれた福井に舌鼓を打ちながら、旅は、つづく。
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