今回はタイバンコクのスワンナプーム国際空港にあるオマーン航空ラウンジについてご紹介いたします。オマーン航空ラウンジはスワンナプーム国際空港の中でもひときわ豪華なラウンジで、プライオリティパスを所持している方も利用できます。
そんなオマーン航空ラウンジの利用方法や食事内容、座席、シャワーの利用方法などについてこの記事でご紹介いたします。
タイバンコクスワンナプーム国際空港のラウンジ
オマーン航空ラウンジを始めとしたスワンナプーム国際空港の国際線ラウンジは14箇所もあり、その中でプライオリティパスに対応しているものは10箇所もあります。食事やアルコールなどを無料でいただけるラウンジばかりで、様々なラウンジを渡り歩く「ラウンジホッピング」をする方もいます。
スワンナプーム空港のおすすめはオマーン航空ラウンジ
その中でおすすめのラウンジがオマーン航空ラウンジです。食事には、タイらしい食事に加えて中東のメニューがあります。さらにアルコールにはシャンパンやロゼワインなどがある点でも他のラウンジよりさらに豪華です。
後述するように仮眠ができる個室風座席や、シャワールームなども備えられており、飛行機出発までの時間を有意義に使うことができます。
オマーン航空ラウンジの概要
オマーン航空はどの航空会社のアライアンスにも属しておらず、ラウンジを利用するためには本来オマーン航空利用者の上級会員かビジネス・ファーストクラス利用者しか入ることができません。
しかしスワンナプーム国際空港のオマーン航空ラウンジは、プライオリティパス保持者にも開放されており、このような上級会員と同等の豪華なラウンジが利用できます。
営業時間
営業時間は毎日24時間です!深夜便に登場する際にも利用できるので、とてもありがたいラウンジですね。食事については時間帯によって変わる可能性があります。
場所
オマーン航空ラウンジの場所は、バンコク・スワンナプーム国際空港の国際線コンコースEになります。
国際線でご出発の方のみが利用でき、到着時には使えません。
保安検査を通過後は歩いて5〜10分ほどでつく距離にありますが、スワンナプーム国際空港はとても広いので迷わないように気をつけましょう。保安検査通過後のフロアからは1階分降りた3階のウエストサイドにあります。
入室条件
オマーン航空ラウンジの入室条件は、①オマーン航空上級会員②オマーン航空のビジネス・ファーストクラス利用者③プライオリティパス保持者になります。
プライオリティパスでの利用者は最長2時間半まで滞在可能です。ただし混雑時のみの対応のようで、私が利用した際には2時間以上滞在しましたが特に注意はされませんでした。またカード保持者1名様につき、7歳未満のお子様1名の入室が無料です。
オマーン航空ラウンジの紹介
私が2023年7月に利用した際のオマーン航空ラウンジの様子をご紹介いたします。入室の際には、プライオリティパスを利用することを受付のスタッフに伝え、搭乗券を見せて、専用の機械にサインをしましょう。
受付にはWi-Fiのパスワードが掲示され、あとから同じ内容の紙のメモももらうことができます。
タイの王族とオマーンの王族でしょうか。立派な肖像画も掲示されています。
豊富なドリンク・アルコール
オマーン航空ラウンジの魅力の1つとも言えるアルコールは、これでもかと陳列されています。ウイスキーやワイン、その他カクテルを作るためのジンやウォッカもあります。
冷蔵庫の中にはワインが冷やされており、ロゼのスパーリングやシャンパンなどがあります。ワイン用の真空キャップがついているので、開封されたものでも新鮮なワインを飲むことができます。
スパークワインではなく、シャンパンが置いてあるのは航空系のラウンジを含めても珍しく、プライオリティパスで高級なワインが飲めるのは貴重です!
その他ビールや水、ジュースなどはカウンター下に置いてあり、LCCを利用する際には機内に飲み物が無いため便利ですね。
バンコクならではの食事
オマーン航空ラウンジの食事は小さいコーナーながら、豊富なラインナップになっており、ここで夕食にすることができました。
大きなチーズの乗ったカプレーゼと魚のフライにタマリンドソース。どちらもワインに良く合うメニューです。
タイの名物グリーンカレーも辛さ控えめで、誰にでも美味しい味付けになっています。
その他フルーツ各種やサモサ、ソムタムや焼きそばなどもありお腹を満たすには十分すぎるほどでした。スタッフも5人ほどが常に補充をしているので、カウンターに食べ物が無いということもありませんでした。
どこにいても落ち着ける座席
オマーン航空ラウンジはブルーのライトに照らされた落ち着いた空間になっていて、ソファーや座席の一つ一つもゆったりとできるものばかりでした。時間帯によっては混むこともありそうですが、夜間では混雑もなく、静かに過ごすことができます。
仮眠もできる半個室のソファー席
オマーン航空ラウンジの最大の魅力が、仮眠できる半個室です。ラウンジ内に2つしかこの座席はありませんが、意外と利用者が少なく待たずにこの座席を利用することができました。
座席は横になっても十分広いソファーと毛布が置いてあり、出発までの時間を横になって過ごすことができます。トランジットなどで利用する場合には、ずっと座りっぱなしだった機内の疲れをここで癒やすこともできるでしょう。
もちろんテーブルとコンセントもあるので、スマートフォンなどを充電しながら仮眠することができます。空港内で安全にかつ静かに仮眠できる場所は貴重ではないでしょうか。
清潔なシャワールーム
オマーン航空ラウンジにはシャワールームも一室のみ備えられています。シャワールームの利用はスタッフに声をかけましょう。するとタオルとシャンプーなどのアメニティを持ってきてくれます。
アメニティを受け取ったらシャワールームへ。2畳ほどの広さですが、使用後毎回清掃が入っていて清潔にされています。ハンガーや全身鏡、ドライヤーなども備えられており、櫛や歯ブラシなどの細かいアメニティも注文すればもらえるようです。
シャワーは水圧、温度ともに日本のレベルと変わりなく、排水もしっかりされていました。
その他プライオリティ・パスで利用できるラウンジ
スワンナプーム国際空港にはオマーン航空ラウンジ以外にも多くのラウンジが利用できます。プライオリティパスを持っているだけでも以下のようなラウンジに入室できるので、ラウンジホッピングしてみるのもいいでしょう。
- ターキッシュラウンジ
- ブルーリボンクラブ
- エールフランスラウンジ
- ミラクルラウンジ
中でもミラクルラウンジは、スワンナプーム国際空港内の様々な場所にあり、搭乗する便に近いゲートのものを利用すれば割りと長時間滞在できるでしょう。
プライオリティパスでオマーン航空ラウンジを堪能しましょう
今回はタイ・バンコクスワンナプーム国際空港のオマーン航空ラウンジについてのご紹介でした。楽天プレミアムカードの発行などで利用できる、プライオリティパスを使えば今回のオマーン航空ラウンジを始めとした豪華なラウンジが利用できます。
スワンナプーム国際空港はラウンジの宝庫とも言えるほどたくさんのラウンジがあり、プライオリティパスで利用できるラウンジも豊富にあります。
タイ旅行の際は、プライオリティパスを利用して便利でリッチな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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