今週も晴天が続く土日で気持ちがいいですね。
羽田空港で時間を持て余したので、付近の穴守稲荷を散策します。
コースはこちら
穴守稲荷駅
羽田空港駅から京急線で7分、207円で行けるのが穴守稲荷駅です。羽田空港を目指してこちらの方面に来ることがほとんどなので、周辺の駅は知っていても降りることはありませんでした。
穴守稲荷駅から羽田空港への線路は地下に入っていくため、このような下り坂になっています。
羽田名物「あなご」を食べれる食通ゆたか
穴守稲荷でも非常に評価の高いお店がしょくつゆたかです。夫婦2人で切り盛りされているこじんまりしたお店なのですが、江戸前の穴子を使った天重が有名。
ランチタイムにはお得に食べられますが、仕入れによって普通の穴子がなく、中穴子か上穴子しかない場合もあります。
私が訪問した際にも中のみの提供だったので、そちらを注文しました。またランチ天重にはイカ、エビ、キスが乗ったものもあります。
中穴子天重は1530円。
壁面には、色紙がたくさん飾られていてテレビの取材でも有名になっているようですね。
穴守稲荷
穴守稲荷はもと羽田空港の敷地内にありましたが、米軍に接収されたのち羽田神社に合祀されました。
社殿やいくつかの鳥居などは移設しますが、大鳥居だけは不可思議な現象により取り壊せず、今も羽田空港内にあります。
鳥居を取り壊すためのロープをかけてもそのロープが切れてしまう、工事責任者が突然病に倒れてしまう、といったオカルト的な現象が続いたことにGHQも諦め大鳥居だけは空港内に残されました。
かつて穴守稲荷のあった鈴木新田は度々海水の浸水被害にあっていたため、1804年に堤防上に社を設けたところ被害を抑えられたと伝えられています。
水琴窟
神社によく見られる水琴窟がこちらにもありました。水をかけるとカラカラと涼しげな音が聞こえます。
千本鳥居
こちらの千本鳥居は昨年2020年4月に修繕が終わったため、非常に美しい朱色を見ることができます。奥之宮にある御神砂を持ち帰り、玄関に撒く事で願いが叶うと言われています。
天空橋を渡ってイノベーションシティへ
歩いて隣の天空橋駅まで向かいました。駅前にかかる橋はまさに天空橋のごとく晴れやかな場所にあります。
橋からは空港の旅客機が見られます。肝心の電車と線路はこの地下を走っているため、高架などがかかっていないのも美しい空に見える要因となっていそうですね。
旧三町の碑
現在羽田空港がある場所は鈴木町、穴守町、江戸見町の三つの町がありました。移転前の穴守稲荷に参拝する人が増えると、行楽地として海水浴場や運動場、競馬場などが作られます。
しかし、戦争によってこの場所が軍需工場や砲陣地になると戦後はGHQによって接収され、この地域に住む人たちは強制退去させられました。そんな不遇の扱いを受けた人たちをねぎらうための石碑がここに建っています。
羽田イノベーションシティに到着
穴守稲荷から歩いて20分ほどで羽田イノベーションシティに到着しました。この足の疲れを癒したいものですね。
日本でもここだけ?飛行機の観れる足湯
そう、羽田イノベーションシティには、飛行機を見ながら足湯に浸かれる場所があります。
ゆったり疲れを癒しながら、飛び立つ飛行機をぼんやり眺めるのもいいものです。
足の疲れもほぐれたところで、旅は、つづく。
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