旅行する機会が増え、成田空港を使う回数も増えた。都内から成田空港への運賃は以外と高いので株主優待でお得に移動するコツを紹介。
成田空港への最安移動は京成線
成田空港への移動手段はいくつかあるがもっとも安く移動できるのは京成線だ。スカイライナーという特急もあるが、特急料金がかかる。
普通運賃だけで移動できる快速特急なら、日暮里駅から75分ほど。飛行機が朝早くの出発でなければそれほど長時間ではない。ここも旅行の一部だと割り切れば、荒川、中川、江戸川を越える景色も楽しめる。
株主優待を利用して500円
京成線での移動でも1,042円と十分に安いが、よりお得に移動することができる。それが株主優待きっぷ。
このきっぷを使えば、京成線全線がどこまでも移動できる。つまり日暮里-成田空港間もこのきっぷだけで移動できる。成田空港までの運賃はこのきっぷの値段だけで済むのだ。
株主優待とは
株主優待とは、株主に年に一、二回配分される配当金とは別に会社独自の商品などを使えるもので、京成電鉄の株主になれば上記のきっぷを含めた優待をもらうことができる。
しかし株主になるためには30万円ほどの投資が必要で、交通費を節約するという目的のためには少し初期投資が高い。
ヤフオクやチケットショップを使う
株主になるのは資産が必要なので、ハードルが高いように感じるかもしれないが、実はもっと簡単に株主優待きっぷを手に入れる方法がある。
それがヤフオクなどのオークションサイトとチケットショップだ。ヤフオクなどでは安価な値段でしかも1枚から株主優待きっぷを見つける事ができる。
時期にもよるが大抵は一枚400〜600円程度で購入できる。つまり日暮里-成田空港間を500円程度で移動できるのだ。往復しても通常の片道分と変わらない!
株主優待きっぷの使い方
株主優待きっぷは片道ごとに必要なので、必ず二枚以上購入しよう。人数分×二枚あればいい。
京成線へはJRから乗り換える場合がほとんどだと思うので、乗り換えの時使う方法を説明する。
きっぷを先に入れ、Suicaをタッチ
日暮里駅の京成線乗り換え口に着いたら、まずは株主優待きっぷを改札に通す。そのあとで日暮里まで乗ってきたSuicaをタッチ。
たったこれだけ。成田空港を出る際は株主優待きっぷだけを通せばよい。最初は戸惑うが何かあっても駅員さんが常駐しているのでわからない場合は聞いてみよう。
その他の移動手段
京成線以外にも成田空港へ移動する方法がある。そもそも日暮里まで遠い場合や朝早くの便で時間がない場合はこれらの手段も併せて使うと便利。
エアポートパス東京成田
成田空港への移動で安いとされるのが、エアポートパス成田という格安バス。これは東京駅-成田空港間をわずか62分で移動でき、深夜便を除いて1,300円という格安の運賃。
運転本数も多いため、東京駅のアクセスが近い人はこちらがかなりお得になる。
成田シャトル
大崎駅からは成田シャトルが発着している。大崎駅-成田空港間を77分で移動し、1,300円で行ける。また事前に予約をすれば1,000円になるため京成線より安くなる。
大崎駅は東京駅と比べて人も少ないので、利用しやすい手段である。
リムジンバス
リムジンバスは都内各地から出発し、東京駅-成田空港間で2,800円で70分、バスタ新宿-成田空港間が3,200円で120分となる。
高額かつ時間もかかるので、荷物が多いなどの場合以外は使う必要もない。
成田エクスプレス
成田エクスプレスはJRの特急電車で、東京ほか新宿や池袋、渋谷、品川など主要な駅から直通する。
料金は東京-成田空港間で3,070円、53分で到着する。
また往復の割引チケット使えば都区内から成田空港まで片道2,515円で行くことができる。
株主優待でお得な移動を
京成電鉄の株主優待はヤフオクなどのオークションでかなり安価で仕入れることができます。バスなどの便利な手段も多くありますが、日暮里方面から利用する方は京成電鉄を利用してみるのはいかがでしょうか。
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