今回は一ノ関駅から自然を感じる厳美渓、猊鼻渓を散策していきます。厳美渓には「空飛ぶだんご」と呼ばれる奇妙な光景を見ることができました。その空飛ぶだんごの購入方法や値段などについても解説いたします。
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岩手のローカルパンを食べて厳美渓へ
朝食には、岩手のローカルパンブランド「オリオンベーカリー」の力あんぱんを食べて出発します!アンパンの中におもちの入っている珍しいパンがスーパーで売っていたので、思わず買ってしまいましたが、満足できる味でした。
一ノ関駅からバスで移動
かわいい駅名のついた一ノ関駅に到着。ここからバスに乗車して「空飛ぶだんご」で有名な厳美渓へ向かいます。駅前のバスロータリーから厳美渓行のバスが出ているので、そこからバスに乗って20分ほどで厳美渓へ到着します。
名物は空飛ぶだんご?厳美渓
やってきたのは名勝・天然記念物である「厳美渓」 磐井川の侵食によって作られた渓谷には、渓流をはさんだ対岸の団子屋さんとロープが繋がっており、カゴにお金を入れるとだんごが返ってきます。 仕組みは単純で、お店の人がひたすらひもを引っ張るだけ。
空飛ぶだんごはいくら?
この空飛ぶだんごは厳美渓の名物で「かっこうだんご」という商品名です。このかっこうだんごは一人前500円で、あんこ・ごま・みたらしの3つの味が一本ずつ入っています。
かっこうだんごのやり方
このかっこうだんごの購入方法はシンプルで、厳美渓に建てられた東屋のすぐ横にあるかごに必要分のお金を入れて、木片を木槌でコンコンと叩きます。すると対岸の郭公屋さんがロープを引っ張ってくれるのでするすると渓谷をかごが登っていきます。
しばらくして、お店の方がだんごとお茶を入れたかごを戻してくれるので、商品を受け取りましょう。お釣りがある場合にはお釣りもここに入っているので取るのを忘れずにしましょう。
空飛ぶだんごの営業時間と営業期間
空飛ぶだんごを購入できる時間は9:30〜15:00となっていますが、だんごが売り切れ次第終了してしまうため、午前中に厳美渓へ行くのがおすすめです。
また冬季期間中は営業しておらず、12月から3月中旬ごろまでは営業していない点も気をつけましょう。同様に風の強い日や大雨の場合にも営業していない場合があります。
川下りではなく川登り!猊鼻渓へ
大船渡線に乗って次にやってきたのは猊鼻渓。こちらも迫力のある渓谷ですが、なんと大船渡線の猊鼻渓駅から徒歩5分という近さの場所から、猊鼻渓船下りを行っている場所に行くことができます。これだけ駅に近いのは栃木の龍王峡以来でした。
猊鼻渓の成り立ち
猊鼻渓は、長らく地元の人によって秘境の地とされており本格的に知られるようになったのは明治以降だと言われています。
船の発着は本来一時間に一本ですが、繁忙期だったのか乗客が揃い次第すぐに出発となっていました。おかげで次の予定にも間に合いそう!
この猊鼻渓川下りは、人力の船に乗って川を下るのだけでなく始めに上ります。 船頭さんの舵一本だけで悠々と進んでいく舟捌きには驚きです。
すれ違う船やカモにもご挨拶
夕食はやまなか家で冷麺!
岩手に来たらここは欠かせません! 冷麺と焼肉を食べにやまなか家に来ました。幸い全国旅行支援のクーポンが利用できたので、4,000円分を全て使って豪勢に焼肉です!
まずはお得な焼き肉!
お肉はハラミとお得なにぎやか盛を注文!にぎやか盛は三元豚カルビ、鶏せせり、豚ハラミ、豚トロ、牛タンさがりといったお肉が1.5人前あってたったの900円!
セットビールとナムルもお得!
お肉が焼けるまで、ナムルとセットビールで乾杯!ビールも安価な値段で、ついついおかわりしてしまいました。
ついに名物盛岡冷麺をいただく
そして冷麺! スープは出汁が効いていて美味い! 冷麺は焼き肉を食べたあとの締めとしてさっぱり味の薄いものという印象でしたが、盛岡の冷麺はがっちり旨味のある単体でもおいしいものです。
辛味は別添えやマシマシにもできます。 今回は別添えにして、少しずつ辛味を足していきましたが、スプーン一杯だけでも充分な辛さでした。
岩手名物に舌鼓を打ちながら、旅は、つづく
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