今回は引き続き大分旅の二日目。
昨日の地震により大分から出るすべての電車が運休となってしまいました。本日の宿は福岡の予定ですが、果たして旅のゆくえはいかに!
一日目はこちら

今回のコースはこちら
湯気もくもくの鉄輪温泉へ
血の池地獄の後は途中下車をして、自分で鉄輪温泉へ移動しました。
そこら辺からもくもくと温泉の湯気が出ていて、笑えてきます😄
鉄輪温泉は、本当に道のそこら中から湯気が上がっていて、温泉が沸きまくっていることが分かります。
最初に感じていた温泉の香りはもはや嗅ぎすぎて麻痺しています笑
鉄輪温泉は、本当に道のそこら中から湯気が上がっていて、温泉が沸きまくっていることが分かります。
最初に感じていた温泉の香りはもはや嗅ぎすぎて麻痺しています笑 pic.twitter.com/3ckTikK3cV— たかたび→沖縄SFC・JGC2021達成! (@tycattrip35) 2022年1月27日
湯雨竹で有名なひょうたん温泉
少し歩いてひょうたん温泉に来ました。ここは鉄輪温泉で100年以上続く天然温泉で、創業者の方が豊臣秀吉が好きだったため、その家紋でもあるひょうたん型の岩風呂を作ったことが始まりです。
熱すぎる別府のお湯へ加水をすることなく冷ますために開発された「湯雨竹(ゆめたけ)」という装置を開発して、源泉100%というこだわりを保っています。この装置は厳選を竹の中へ流すことで気化熱を奪い一気にお湯の温度を下げるというものです。
温泉を使った蒸し料理

蒸し料理の体験料も込みで1,200円ほど。
温泉の熱で茹でられた鶏肉はヘルシーで付け合わせの柚子胡椒とポン酢に合う!!
館内の至る所にゆで卵があります。ひとつ70円という良心的な値段で、温泉によって茶色くなったゆで卵が食べられます。
別府はお湯が熱すぎて温泉たまごにはならないそうですね笑
お塩もおいてあるので、それをかけていただきます。中まで茶色くなっているのは驚きです。
お風呂上がりはコーヒー牛乳
冷たい飲み物が豊富なのも嬉しいですね。休憩所のソファーでゆったりしながらコーヒー牛乳をいただきます。みどりという大分の乳業がコーヒー牛乳を瓶で出しています。美味いなぁ
特急ソニックで大分駅から博多へ念願の移動!
温泉からの帰り道、福岡方面への運行が復旧している情報があったので、大分駅へ移動し特急券を発行しました。これで無事に今夜は博多へ移動できそうです。良かったー。
バスと列車を乗り継いで大分駅に来ました。
別府駅と比べて大きい!さすが県庁所在地。
構内は観光特急36+3のモチーフになっていて、木材がふんだんに使われた高級な作りになっています。
私が乗車したのは特急ソニック。
JR最速特急とも言われるこの列車は、大分ー博多をわずか140分で移動してしまいます。
特急ソニックは貸し切り!
そしてグリーン車は貸切!皮張りシートのいい匂いがします。
窓のテーブルには木材が使われていてJR九州のデザイナー水戸岡さんの意匠が感じられます。
車内で大分名物に舌鼓
前面展望も楽しめる車内
ソニックは小倉駅から進行方向が入れ替わります。
後ろの車両でしたが、先頭になったのでこの展望デッキを独り占め!
博多に到着!夜はこれからだ
無事博多に到着!
無事到着という言葉がとてもしみじみする旅でした。
早急な復旧をしてくれたJR九州に感謝です😄
ホテルでは除菌シートとアルコールがいただけました。
定番の元祖長浜屋へ
博多に到着後は定番の元祖長浜屋へ!
550円でこの量と味はほんとに安い!遅い時間でも食べられるのがまた嬉しいですね。
マニアは「ベタナマ、ネギ多め」と注文するようです。油とネギを無料で増量できるので今回はこの呪文を唱えてみました。
翌日は特急かもめで唐津に移動
翌日九州はあいにくの雨ですしたが、ほぼ電車移動なので影響なしです😄
博多駅からは佐賀駅まで特急かもめで向かいます。
ネットで予約すれば当日でも割引を受けられるJR九州のシステムは便利!座席指定で人の少ない1号車を選びます。博多から佐賀までは通常2,500円ですが、ネットから申し込むだけで1,150円という半額以下の価格で購入できます!
特急かもめのシートも居心地抜群!
特急かもめの指定席はグリーン席かと思うほどの豪華さ。
皮張りのシートに足元広々、コンセントとWi-Fiもあって完璧な車両です。
そしてこのスピード!博多から佐賀まではわずか40分で到着してしまいます。
佐賀駅に到着!
佐賀駅着!
小一時間しかいれませんが、佐賀駅前を散策。スーパーも駅前にあって、佐賀ぼうろなどの佐賀土産を格安で購入できました。コムボックス内にあるSAGA MADOという観光案内所がオシャレすぎる笑
充電もさせてもらえて満充電で次の場所へと向かえます。
唐津線に乗って唐津までまったり移動
佐賀からは唐津線に乗車して唐津へ!昔ながらのボックスシートが旅情を感じますね。ここから唐津駅まで1時間ちょっとの旅になりますが、玄界灘を望む海沿いの路線なので景色に飽きることはありません。
松浦川沿いを走る鬼塚駅の景色は雨模様ですら美しい!これはいい駅だなぁ
無人駅でもあり、有名なスポットです。
日本三代松原「虹の松原」へ
雨でしたが、レンタカーを借り、車に乗って日本三代松原である「虹の松原」へ。車に乗って松原を走る快感は雨の日ならではの趣がありました。
マリンセンターおさかな館でランチ
虹の松原を通ったあとは、マリンセンターおさかな館へ。
唐津湾で採れたての魚介類がかなりお得な価格で販売しています。
20個ちかく牡蠣が入ってわずか890円!これを隣の焼き場で焼くこともできます!うまい!
エキスが溢れ出している pic.twitter.com/aEuFwH9kq0
— たかたび→沖縄SFC・JGC2021達成! (@tycattrip35) 2022年1月23日
東京駅も建設した辰野金吾の博物館へ
これを見るために唐津へやってきました!
東京駅を建設した唐津出身の建築家辰野金吾。その偉業を称えた博物館であると同時にかつての唐津銀行である記念館。
レンガ作りの建築は「辰野式」と呼ばれ、弟子の手によってこの建物は作られました。
元唐津銀行としての造り
元銀行とあって、重役室・貴賓室には豪華なしつらえがしてあります。
当時のままという鏡と暖炉や、絨毯敷きの部屋を一般庶民の私が入ることができるという素晴らしい時代に感謝です。
元銀行らしく窓口の柵がそのままになっていました。このような造りも洋風に倣ったものでしょう。
展示室には金庫と1億円が!
ここにはかつて使われていた金庫と1億円(レプリカ)が!
こうやって目の前にすると意外とこじんまりしているんですねぇ。
帰りは地下鉄空港線に直結で福岡空港まで一本!
唐津駅からは地下鉄空港線に直結しており、福岡空港まで一本でいくことができます。
ゆっくり電車に揺られながら、空港へ向かいます。
サクララウンジでまったり飛行機を待つ
空港到着後は、JALのサクララウンジでまったり飛行機を待ちます。
飛行機は運休等せず滞りなく出発することができました。
無事にお家に帰れることのありがたみを感じつつ、旅は、おわり。
コメント