福岡旅二日目もひたすら食べまくる旅。
1日目はこちら
水炊きを求めて放浪
昨晩は食べすぎたので、朝食はなし。昼ごはんを早めにたべるため10時30分頃ホテルを出発。
昼は水炊きを食べに行く予定。
華味鳥
水炊きは高価な食事になるが、ランチだとお得に食べれるお店もある。華味鳥はその代表。
しかし、月曜日であったため営業は夜のみ。ここから地獄の水炊き店巡りがはじまる。
とりまぶし
とりまぶしもランチで水炊きを食べれるお店として有名。
しかし有名すぎて、訪問した際には予約で一杯。さらに東へ向かう。
とり田
とり田は高級な水炊きの店。ランチでは親子丼など鳥を生かした料理を格安でいただける。
しかし食べたいの水炊きなのだ。ランチの水炊きは3,000円ほどしてしまう。うーむ。
濱田屋本屋町店
濱田屋も水炊きの店でランチ営業をしている。いる場所から近かった本屋町店に向かうが、ここでやっているランチは鳥白湯ラーメン。
ちがう!もう水炊きしか口が受け付けないのだ!
濱田屋本店
1時間歩いてやっと辿り着いた。ここならランチで水炊きがある、、、!階段をあがり緊張のひととき。
人は並んでいない。やってる、、、よな?
店員さんに人数を伝えると、予約の確認をされる。やはり予約なしではダメか。と思った矢先、
「個室でしたら空いていますが、サービス料かかってしまいます。」
全然構いません!即断で1人なのに広々個室へ。最高の環境で最高の食事をいただけることに。
水炊き御前は、水炊きと唐揚げ二種、イカ刺しのトロロかけ、小鉢のもずく酢、マンゴープリンまでついて1,680円だ。
唐揚げはささみと胸肉。どちらもしっとりとした肉質に衣はサクサクで下手な唐揚げ専門店より美味い。
イカ刺しも博多は有名。まさかこのような形でいただけるとは!しかもトロロといくらまでかかっていて、贅沢という名のプリン体の塊を口にした。
そして本命の水炊き。こちらも胸肉、もも肉のぶつ切りにミンチのつくねと野菜。昨日の暴食を水に流すようなすんだスープが身に染みる。
酢醤油でいただくニラや豆腐ももはやそれだけで一品といえるレベル。鳥肉には柚子胡椒や明太の調味料を合わせるのも良い。
豪華旅館の懐石のような料理がこんな値段でいただけるなんて、しかも個室で。最高に贅沢な気持ちで過ごした時間は幸福そのもの。
そして博多で水炊きを食べる時は予約しよう。
目の前に見える離島「能古島」
腹ごなしに博多駅まで歩き、博多バスターミナルへ。ここで西鉄バス一日券を購入し、姪浜ターミナルに向かう。
一日券は太宰府までを含めるものと、市内のものがあるが、今日は太宰府への道が渋滞しているとのことで市内だけのものにした。900円。
案内の方は非常に親切に説明してくださり、姪浜(めいのはま)が読めない私の行き先を汲み取ってくれ、乗り場とすぐにバスが来ることを教えてくれた。
博多の方々は観光客に慣れているため、一つ一つが丁寧で親しみを感じる。これはきっとこの土地の人間性でもあるんだろう。
能古島アイランドパーク
フェリーの時間が合わず、水上タクシーで超高速移動。フェリーだと能古島まで10分だが、こちらはものの5分で到着。500円。
能古島に着いたらそのままバスでアイランドパークに行く。このバスもフリーパスに含まれているので非常にお得。小銭のやり取りをしなくてもいい点でも便利だ。
能古島アイランドパークは、コスモスなどの花畑、昭和を思わせる商店、グラウンドゴルフなどなんでもござれのテーマパークで、能古島の自然を楽しむだけでなく子どもにも優しい施設になっている。
入場料は1,200円とやや高価だが、芝生の広がる斜面で見る日本海は美しい。
瓶のコーラと瓶のジンジャーエールが売っていた!珍しいのでジンジャーエールを購入。
帰りはフェリーにのって姪浜にもどる。フェリーの出港までしばしターミナル付近を散策。
博多ラーメンShinShin
市内に戻ったあとは小腹が空いたので最新とんこつラーメンとして有名なShinShinへ。ネット上でも勧めている人が多く、新しいとんこつラーメンの波を作っている。
スープはきれいな白で、臭みは完全に0。甘みとクリーミーさを感じるとんこつスープはここでしか味わえない。
麺は元祖長浜屋よりもさらに細く、茹でる時間が少ないのですぐに提供された。チャーシューはバラ肉でトロける脂身は麺とよく合う。
うますぎる、、夜ご飯でもないのに替え玉も頼んだら食べすぎだよな、、、、
気がつくとテーブルには替え玉が届いていた。恐るべしShinShinのスープ。
太宰府天満宮
寄り道をしたが太宰府天満宮に向かう。日中はひどい混雑なので、朝一で行く予定だったが、寝坊。
そのため時間ギリギリの夜を狙った。当然参道のお店も空いていないと思ったが、梅ヶ枝餅を販売するお店はいくつか空いていた。
太宰府駅から既に天満宮のような装飾がされていて、美しい。駅のベンチも太宰府天満宮ゆかりの梅をモチーフにしたもの。
太宰府天満宮とは
太宰府天満宮は天神さまこと菅原道真を奉る社で、全国12,000の総本宮とされている。「学問・至誠・厄除けの神様」として、受験生が訪れる光景は誰もが見たことあるだろう。
天満宮の本殿は919年に建築され、その後火災の影響を受けながら、1591年に完成する。小早川隆景や豊臣秀吉らが天満宮の再興に関わったことから、宝物殿には彼らの書状などが残されている。
本殿正面には「登竜門」の彫刻が施され、天神さまが鯉に乗って川を登る様子が写されている。
スターバックス太宰府天満宮店
太宰府天満宮の参道で目を引くのが、スターバックスの太宰府天満宮店だ。ここは建築家隈研吾により設計された店舗で、「自然素材による伝統と現代の融合」というコンセプトのもと、伝統的な木組みによって建てられている。
コーヒーはいつもの味。
梅ヶ枝餅の名店「かさの家」
梅ヶ枝餅を販売するお店は参道に多くあるが、特に評価が高かったのが、かさの家。もちもちの皮にたっぷりの餡子が入った餅は表面がパリッとしており饅頭とはまた違った味わいがある。
かさの家の梅ヶ枝餅はうるち米ともち米をブレンドした皮なので米のうまみをしっかりと感じることができる。
福岡城跡
夜も更けたが、腹が減らないので少し観光をば。西鉄バスのフリーパスがあるので、バスで福岡城へ。
福岡城は黒田長政が築城したもので、この際黒田長政とゆかりのあった岡山県の福岡という土地に由来して福岡城と名付けられた。
現在は国指定の史跡となっており、ほとんどが舞鶴公園と大濠公園になっている。
大濠公園
かつての福岡城があったとされる堀は現在は大濠公園とされ、池の周りを囲うような作りになっている。
池を眺められる場所にこれまた美しいスターバックスがある。
コーヒーはいつもの味。
食事の締めはもつ鍋「一慶」
最後の晩ご飯はもつ鍋!こちらも予約がないと入れない店ばかりだが、時間をずらして21時過ぎに入店。
鍋の注文は二人前からだが、結構いけるもの。味噌味と醤油味、ミックスから頼める。
やはり王道の味噌味を注文。火をつけて12,3分で食べれるようになる。グツグツと音を立てて煮えるもつと味噌の香りが最高だ。
もつの油が染み込んだ野菜とニラの食感、そしてもつの柔らかさ!ほぼ脂でとけるようになくなるのに、最後はコリっとさせてくれる。
今までのもつを過去にするような旨さ。柚子味噌をつけて味変してもまた違う楽しみがある。
そして投入するちゃんぽん麺。罪。どれほどの罪を重ねさせるのか。味噌と脂がが麺に絡んでとんこつラーメンとは異なる味わい。
こうして今日も満腹で終えるのだ。
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