今回は東海道新幹線を利用して京都へ行きました。最新型の東海道新幹線N700系の乗車については後ほど紹介します。
かつて日本の都であった京都にはコンビニよりも寺社仏閣があり、街を歩けばそこら中にお寺や神社を見ることができます。同行者もいたため王道の京都観光ルートをたどりながら感染拡大を防ぐため外食は少なめに混雑時間を避けて移動します。
今回のルートはこちら
深夜の京都駅着からのラーメン
今回は仕事終わりからの新幹線移動だったため、京都への到着はかなり遅くなりました。
京都駅近くで朝早くからよる遅くまで営業している第一旭さんへ。前回の京都旅でも訪れたお店でしたが、たっぷりの九条ネギとあっさりした醤油が忘れられませんでした。
これだ、これこれ!
このために京都に来た! pic.twitter.com/HL5JwZU2KG— たかたび→鹿児島@JGC2021修行します (@tycattrip35) 2021年10月1日
ネギの増量は無料なので、もちろん増量で注文します。一杯700円ながら麺の量も非常に多くこれだけで満腹になります。
翌日は早朝から清水寺へ
京都観光は朝が勝負です!観光地である寺社などは7時過ぎから開いている場所があり、昼前にはツアー客や修学旅行生などが詰め込まれるためです。
ということで早朝から清水寺へ向かいます。清水寺は、早朝6時から開門しているので7時頃に到着しました。
いきなり見えた重要文化財
この仁王門は清水寺境内に入って初めに目につく場所にあり、応仁の乱によって焼失したものの15世紀末には再建されました。
21世紀になってもこうして立派に佇む姿は丹塗りの色から「赤門」とも呼ばれています。一つ一つが重要文化財である清水寺の建造物に囲まれてワクワクします。
いよいよ本堂へ入場
本堂へ続く廊下と国宝「清水寺本堂」平安時代に創建されその後1633年の寛永年間に三代将軍徳川家光によって再建されます。
本堂内にはかつての建築で使われていた柱が展示されています。1,300年以上も昔の木材を目にすることができるのは都としての矜持なのでしょう。
観光客が誰もいない清水の舞台!
早起きは三文の徳と言いますが、まさにこの景色を見れて三文以上の徳がありました!
普段は人でごった返している清水の舞台も、早朝だったため貸切でした。この清水の舞台は本尊である観世音菩薩に芸術を奉納する場所です。つまり舞や雅楽などを捧げものにしていたんですね。
奥の院から望む清水の舞台と京都市街も最高の景色でした。これから紅葉の時季へと移りより多数の観光客で溢れますが、やや赤付き出したこの色合いも美しいものです。
清水の舞台を支えている支柱は改修を終えたばかりです。全て木造で秩序立って組み立てられた支柱が有名な舞台を支えています。
釘一つなく組み立てられ、懸造りという工法で高さ約12メートルもの柱が立てられています。
池のほとりにアオサギが。
京都にはサギが多く観られます。
産寧坂を超えて京風のスタバへ!
三年坂とも呼ばれる産寧坂を降りると古民家、、、ではなくこれはスターバックス!
京都の街に完全に馴染んだスタバで一服します。
あの緑色の看板ではなく、木目にデザインされたロゴがひっそり掲げられています。これは知らない人は通り過ぎてしまいそうですね。
古民家を改装した店内では和の空気を感じながら珈琲をいただけます。
京都らしさとSNS映えが調和した素晴らしい場所です。
街中に突然八坂の塔
産寧坂から法観寺の方へ続く八坂通りには八坂の塔があります。
崇峻天皇の生きた西暦592年に端を発し平安京遷都以前から建っていたというとんでもない寺。
今の五重塔は15世紀に再建それたものですが、それでも500年以上経っているのが驚きの荘厳さです
京都のローカルスーパーも古民家風に
坂を降りて着いたのは京都のローカルスーパー「fresco」です。観光地価格の京都の街中では、非常に安価に買い物ができます。
こちらも京都の街並みに合わせて和風な作りになっています。
お土産屋さんだと600円はする京都の漬物を190円で購入しました。お土産にするつもりが、その日のうちに食べてしまったほど美味しいものでした。観光地ではスーパーが正義
街中に突然現れた巨大な東本願寺
七条付近を歩いていくと突然巨大な堀が見えて来ました。東本願寺は真宗の開祖である親鸞の娘「覚信尼」が立てたもので、室町時代に最盛期を迎え、豊臣秀吉、徳川家康と用地を寄進され現在この場所に壮大な堂舎が立っています。
周囲は堀のようになっていて、皇居にも似ています。
立派な門から入場。
内部にも装飾が細かく施されています。菊の紋があるのは皇族と関係があるのでしょうか。
慶長9年(1604年)に作られた鐘楼
豪華に鳳凰があしらわれ、当時の形をしっかりと維持しています。
境内から京都タワーが見えます!
七条付近は何処にいてもタワーが見えます🗼
巨大な御影堂へ
巨大な御影堂は真宗教祖である親鸞の御真影を安置する施設です。
建立から4度にも渡り火災にあいながらも信者たちの寄付などによって今の立派な姿を留めています。現在の姿は1895年の再建になります。
宗教の持つ巨大な力と建築物に圧倒されながら、旅は、つづく。
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