1200年続く和倉温泉と日本海を眺める足湯!ANAプレミアムクラスで行く能登半島和倉温泉旅

カフェ

今回はANAのプレミアムクラスで石川県能登半島にある和倉温泉へと向かいます。

北陸新幹線開業によってアクセスのしやすくなった石川県ですが、能登半島方面へは鉄道も少なく、飛行機を使っていくほうが近い場合があります。今回はその能登半島にある「のと里山空港」を利用してANAのプレミアムクラスで和倉温泉へ訪問してみました。

今回のルートはこちら

羽田空港からANAプレミアムクラスに搭乗

のと里山空港へはANAのみが就航しており、1日2便の羽田ー能登線しかありません。まずは羽田空港の第2ターミナルへ向かいます。平日の午後でしたが、海外の利用者含め多くの乗客が空港を訪問しているようで、混雑していました。コロナによる閑散とした空港の様子ももはや見ることはできなそうですね。

豪華な座席を独り占め!

ANAプレミアムクラスの座席

「プレミアムクラス」はANAのすべての便に設定されている豪華な座席です。飛行機の前方に座れるだけでなく、食事などのサービスもついている大変お得なものですが、座席数が少ないため予約が取りにくいという難点があります。

今回利用する羽田ー能登線は利用者も少なく、事前にアップグレードができたため、1Aという一番いい座席でプレミアムクラスを利用することができました。

羽田ー能登の搭乗時間は1時間ほどで短く、食事を取っていると忙しいため、今回は食事をお持ち帰りにしてドリンクだけいただくことにしました。プレミアムクラスでは、お酒を含めたすべての飲み物が飲み放題で、ワインやビールといったアルコールを注文することができます。今回はスパークリングワインとナッツ類も無料でいただけることができたので、そちらをCAの方へ注文します。

ちなみに持ち帰りをしたお弁当はこのようなメニューでした。搭乗したタイミングによってメニューは変わりますが、お酒によく合う鴨肉やタラモサラダなどがラインナップされていました。

上空からは能登島と雪景色が見えた!

飛行機の上空からは能登半島に浮かぶ能登島が見えました!能登島はかつて加賀藩の流刑地として使われた能登半島の離島ですが、現在は立派な陸橋により本土と連結している巨大な島です。

到着寸前の空港周辺も雪景色で美しく白んでいました。1時間はあっと言う間のフライトです。このような冬だけの景色を堪能できるのも雪国へ旅行することの楽しみですね!

乗り合いタクシーでらくらくホテルまで移動!

のと里山空港からの移動は乗り合いタクシーが非常に便利です。路線バスなどでも各地へ移動できますが、飛行機の遅延には対応していないため、発車時間になると遅延に関係なく出発してしまいます。

今回も飛行機の遅延があったため、路線バスでの移動はできず乗り合いタクシーを利用することにしました。当日の利用もできますが、事前に予約をしておくと無料で移動できるキャンペーンなど、オトクな施策がたくさんあるので、事前に調べておくと良いでしょう。

のと里山空港 〜NOTO SATOYAMA AIRPORT〜
のと里山空港から羽田空港までわずか60分!

1200年前より続く和倉温泉へ

バスに乗ってやってきたのは、1200年もの歴史がある「和倉温泉」です。加賀の領主前田利家が湯治のために訪れたという歴史があって、湯治の湯としても有名です。

駅から少し歩くとこんなにも立派な足湯があり、日本海を眺めながらゆっくり浸かることができます。

妻恋船の湯という名前のこの足湯は無料で利用できます。中も広々としていて20名以上でも利用できそうです。屋根があるので雨の日でも利用できるのは嬉しいですね!

和倉温泉総湯

ホテルへチェックインを済ませ、和倉温泉の中心地にある総湯へやってきました!

入湯料はわずか460円ながら、露天風呂や立ち湯、サウナまである豪華な温泉です。源泉は92℃と高温ですが、熱交換器を利用して、加水することなく源泉かけ流しのお湯に浸かることができます。

お風呂は内湯も広く、露天風呂では雪がふるのを見ながら温泉に浸かる贅沢な時間を過ごすことができました。

内装も新しくきれいで、広々とした休憩所はとても使いやすい場所でした。中には休憩所もあり、湯上がりにアイスを食べながらまったりすることもできます。

https://www.wakura.co.jp/index.html

レトロなバスターミナルを出発して駅へ

和倉温泉総湯のすぐそばにある北鉄バスターミナルからバスに乗って和倉温泉駅まで移動します。総湯から和倉温泉駅までは歩くと少し遠いので、バスに乗れば5分ほどで到着できます。

このバスターミナルは歴史があるのかかなりレトロな外観でした。バスが来るまでの間中に入れば雨風を凌ぐことができ、便利なターミナルです。乗車券の支払いは現金のみなので、忘れずに用意しておきましょう。

新しく使いやすい和倉温泉駅

和倉温泉駅はJR七尾線・のと鉄道が乗り入れる駅で、JRの終点でもあります。ここから特急に乗車して金沢へと移動します。和倉温泉駅には待合所や駅員さんのいる窓口もあるので、ここで特急券などを発券することもできます。

私の場合はe5458からチケットレス予約をしていたため、わざわざ駅で発券する必要はありませんでした。e5489のチケットレスサービスは、駅で並ばずにそのまま特急などの列車に乗ることができ、座席の指定もスマートフォンからできます。

さらにポイントを貯める・利用するということでお得に特急券の発券もできるので、メリットづくしのサービスとなっています。

私の場合は、予定が定まってからバスの中で移動しながら特急券を購入しました。無駄なくスムーズに移動できるのでとても便利です。

チケットレスサービス│e5489ご利用ガイド:JRおでかけネット
e5489とは山陽・九州新幹線(新大阪~鹿児島中央)・北陸新幹線(金沢~東京)とJR西日本・JR四国・JR九州エリアの特急列車(一部快速列車含む)を便利におトクに利用できる会員制ネット予約サービスです。(JR東海・JR東日本(一部エリア)のきっぷも予約可能です。)

特急「能登かがり火」号に乗車!

和倉温泉駅からは特急の「能登かがり火号」に乗車して、金沢へ向かいます。雪や雨で劣化してしまった車体からは歴史を感じられますね。

座席は自由席と指定席がありますが、e5489からネット予約をすることで、自由席料金で指定席に座ることができるので、予め購入して座席を確保しておきました。

座席は風格のある赤いモケットのシンプルなもの。コンセントなどはありませんが、リクライニングでくつろぎながら広い窓から見る雪景色を楽しむには十分すぎる設備です。暖かい空間からみる雪景色は最高!

車内で北陸の日本酒を堪能

これから向かう富山方面への気持ちを高めるために、富山の日本酒「立山」をさきほど頂いたANAプレミアムクラスの食事をあてに飲んでいきます。スッキリとした味わいで、おしゃれなボトルとサイズは女子でも飲みやすい手軽な日本酒ですね。

価格は250円ほどで、3種類ありました。気分に合わせて選択できる新しいスタイルの日本酒で一人旅にはもってこいの商品となっています。

金沢駅到着!

和倉温泉駅から1時間ほどで金沢駅に到着しました!金沢駅名物の鼓門を眺めて、次の旅程を考えるためカフェへ向かいます。金沢駅周辺はカフェも多く、チェーン店以外のコーヒーを飲む場合でも様々な選択肢があります。

中でも自家焙煎のコーヒーが飲めるサニーベルコーヒーさんはおすすめです。

サニーベルコーヒー · 〒920-0851 石川県金沢市笠市町5−8
★★★★★ · コーヒーショップ・喫茶店

弁当忘れても傘忘れるな」と言われる北陸だけあって、金沢も雨が降っていました。情緒溢れる加賀百万石の街を闊歩しながら、旅は、つづく。

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