松本旅行2日目も、レンタサイクルで市内を回り、午後は諏訪湖周辺へ電車移動。
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松本市美術館
松本市営の美術館だが、常設展は草間彌生のコレクションを展示しているばかりでなく美術館のデザインはあのドット柄。巨大な花のオブジェが屋外に展示してある。
自動販売機とコーラの缶もドット。
この一面埋め尽くされたドットは、統合失調症に病んだ草間彌生が精神を落ち着けるために行っていた儀式とも言われ、20代でニューヨークに渡った後は前衛の女王と呼ばれるようになる。
ドット柄以外にも多くの作品を残しており、六面に敷き詰めた鏡の中にシャンデリアを吊るした「傷みのシャンデリア」はまるで死後の世界にいるかのような浮遊感で自分が写る。
なるべく人の少ない午前中に行くのが吉。
重要文化財旧松本高等学校
大正時代の西洋木造建築物である旧松本高等学校は、重要文化財として登録され、現在では図書館などの市民施設として利用できる。
校内には、かつての授業風景や机などを再現した展示があり、無料で当時の様子を知ることができる。
オークリヨードヴァンでランチ
いくつかの展示を勉強して、頭を使ったのでランチに向かう。オークリヨードヴァンは、フレンチを気軽にいただけるお店として松本では有名。
ランチはオムライスやチキンソテーなどが850円からいただける。今回は夜のメニューであるステーキを注文した。
白ワイン
甘味が強く、後味爽やかな白ワイン。ぶどうはロワール。
岡山県産寄島牡蠣
広島と同じ海に住む岡山県の牡蠣。
焼いて小ぶりになっているが、旨味が凝縮して白ワインの甘味にあう!
ハラミステーキ
300グラム近い量のステーキが1,700円でいただけるありがたいメニュー。ポテトに合わせるのがフレンチスタイル。
そのままでも充分美味しいが、マスタードをつけるとまた違った印象で肉の甘味を感じることができる。
篠ノ井線と中央本線で諏訪湖へ
腹ごなしをしたら、篠ノ井線で諏訪湖方面へ。松本から諏訪湖のある上諏訪駅までは鈍行で50分ほど。塩尻駅を経由して中央本線で向かう。
日本酒蔵巡り
上諏訪駅には、日本酒の蔵が5つ並ぶ通りがありその日本酒蔵を巡るチケットも販売されている。
普段は日本酒の試飲もできるが、コロナの影響で試飲を実施しているのは舞姫だけだった。
舞姫株式会社
上諏訪駅から一番近い場所にあるのが、翠露などを販売する舞姫株式会社。こちらでは唯一翠露の試飲をすることができた。
長野県でしか購入できない日本酒、長野県産美山錦を使用した純米大吟醸や、磨き39という極限までコメを磨いたこだわりのお酒まで試飲できる。
宮坂醸造株式会社
言わずと知れた長野県の眞澄を作る宮坂醸造株式会社。1662年に創業し、350年もの歴史のある酒蔵。
ambirdで休憩
お目当てのお酒を購入して、諏訪湖へと向かう途中で一休み。ambirdは自家焙煎のコーヒーがシングルオリジンでいただける。
ドリップコーヒーは8種類の豆から選ぶことができ、浅煎りや深煎りのものなど好みに合わせたコーヒーが飲める。430円。
また抹茶ラテは抹茶をたててから作るようで、一品ごとに丁寧なこだわりをもっていることが伺える。500円。
こちらは焙煎機。
いざ諏訪湖へ
一休みしたところで、目的の諏訪湖を目指す。上諏訪駅からは15分ほど歩くと諏訪湖がみえてくる。
諏訪湖は湖といえど、波が寄せており、その大きさから海とも見間違う。例年行われる花火大会でも有名。
間欠泉センターとタケヤ味噌会館
諏訪湖観光で共に訪れたのが、諏訪湖間欠泉センター。諏訪湖には7つの温泉吹き出し口があるとされ、七ツ釜と呼ばれたそう。
こちら1日に4.5回吹き出す間欠泉を見ることができるが、タイミングが合わず見ることができなかった。
また一階の売店では七ツ釜から引いた温泉で作る温泉たまごも販売されているので購入。ゆでたまごに塩かけて食べたの何年振りだろう。100円。
くらすわ
諏訪湖のそばには、養命酒酒造がプロデュースした施設「くらすわ」がある。綺麗な店内では諏訪はじめ長野のお土産を買えるほか、レストランやベーカリーまであり、イートインスペースもある。
コーヒーソフトとウイスキー信州
くらすわで、信州の牛乳を使ったソフトクリームと、ウイスキー「信州」をいただいた。水割りで氷がたくさん入っていたので、ウイスキーの香りは若干弱まってしまったのが残念。
片倉館
諏訪湖で有名なスポットとして真っ先に挙げられるのが片倉館。昭和初期に作られた大衆浴場で、国指定の重要文化財にも関わらず今でも一般客が利用することができる。
また、テルマエ・ロマエのロケ地になったことでも有名で、千人風呂と呼ばれる立ったまま入れる浴場が独特。
スーパーツルヤでお土産を
諏訪湖観光のラストは長野でおなじみのスーパー「ツルヤ」。
藤原商店
松本で有名なスペインバル藤原商店。日曜日も営業しているお店は松本では少なく、松本名物が食べられるわけではないが、評価の高いこちらのお店をチョイス。
サングリア
飲み放題の文言につられてこのお店に来たが、どうやらコースを選んだ人のみ。おすすめのサングリアを注文。フルーツの甘味が炭酸とバランスよく作られごくごく飲める!
ポテトサラダ
コース料理の方が多かったからか、なかなか注文が出てこない。生ハムも追加しようとしていた矢先に届いたポテサラには生ハムも乗っていてラッキー!マヨネーズも塩味が控えめで非常に食べやすい味。
残念ながらこちらで晩飯を終えるのは憚られたので、次の店へ移動。
オールドロック
松本ブルワリーや、1日目に訪問したメインバーコートを経営する林さんが展開しているアイリッシュパブの「オールドロック」
スポーツバーのような雰囲気もあり、国際試合などがある場合には映像を見ながらお酒を飲むこともできるそう。
南信州ビールImperial Red Ale
訪問したのはかなり遅い時間だったため、松本の地ビールは残り少なく少し割高な南信州ビールで乾杯。ゴブレットで900円。
兵庫県坂越産生牡蠣
松本では生牡蠣が多く卸されていて、こちらでも割安でいただける。兵庫産の生牡蠣一杯280円。
フィッシュアンドチップス
オールドロックの目玉とも言えるフィッシュアンドチップスはどでかい白身魚のフライとかりかりのポテトが盛りだくさん。このサイズでSなのだからすごい。740円。
ギネス
オールドロックは、ギネス社より「ベストパブアワード」を受賞しているため、繊細でクリーミーな泡のギネスビールが飲むことができる。飲むときには泡が表面に集まるサージングという時間を待ってからいただく。うまい。
カリーブルスト
新商品だというので追加で注文したのはカリーブルスト。ビールに合うカレー風味に味付けられたフランクフルト。680円。
時間が遅く残っている商品が少なかったのと、全体的に価格が高かったことが気になるが、やっと腹をみたすことができた。
アルファ
松本の夜の締めはこちらのバーアルファ
日曜日に営業するバーも少ないのでこちらのお店は貴重。
ジャックローズ
ザクロのフレッシュジュースとザクロリキュールをあわせたカクテル、ジャックローズ。注文を決めかねていた私に優しくマスターが進めてくれた一品。
酒に酔いつつ、旅は、続く。
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