今回は四国最大の土地を持つ高知県へJAL便を利用して移動します。カツオを始め、多くの食材が溢れ、お酒も美味しい街ということでかなりワクワクしています。
モデルコースはこちら
羽田空港も賑わいを戻しつつある
緊急事態宣言も解除され、感染者がだいぶ減ってきました。そのせいもあって、羽田空港にもかなりの人が見られました。
保安検査場を抜けて、通路には先日訪問した山口の宇部興産が広告を出していました。宇部興産と山口旅についてはこちら。
運行機材は今回も安定の737-800
高知までわずかに1時間半の旅ですが、よろしくお願いいたします。
高知の滞在はプチホテル高知で
高知旅の拠点はこのプチホテル高知です。
エントランスにはくつろげるスペースがあるほか、徒歩1分の距離にスーパーもあり、非常に便利な立地にあるホテルです。
こちらがエースワン高知駅前のスーパー。新鮮なカツオを始め多くの鮮魚、惣菜などを低価格で購入できるほか、ローカルな食材、食品を購入できます。
高知県はアンパンマンの土地
ふらっと歩くだけで見つけれるのが、アンパンマンの石像やポスターなどです。これはアンパンマンの作者であるやなせたかし氏がこの高地出身であることにちなんでいます。
高地駅からはアンパンマン列車も運用されており、子どもたちに非常に人気を博しております。
高知市内を散策
翌日からは、高知市内を散策します。
イチヤビルはTwitterなどで話題になりましたが、正面からみるとイチャイチャしているように見えますね。
三大ガッカリスポット「はりまや橋」は実際がっかりなのか!?
高知旅1発目は王道の「はりまやばし」です。がっかりスポットとして有名ですが、実は4つのはりまやばしがあることを知ると歴史と恋の物語を感じることができます。
はりまやばしは江戸時代、商人であった播磨屋と櫃屋のあいだに架けられた橋でした。そこで「よさこい節」にも歌われる恋の物語が起こります。
その後は道路の拡大に伴い石の欄干のもの、南国博覧会に合わせて朱塗りの欄干のものが作られました。この古い朱色のはりまやばしは地下に展示されています。
その後1998年に石造りの現在の橋が置かれ、公園には小さなはりまや橋が飾られているのです。このちいさなはりまや橋だけだ名所だと思うと確かにガッカリしてしまいますね。
はりまや橋にまつわる恋のお話
はりまやばしの恋の物語は有名です。純信というお坊さんがお馬という娘に恋をし、坊主頭でかんざしなど必要ないのにその娘のためにかんざしを買った、というのがよく聞く話です。
しかしこの話には裏があります。
このお馬に恋をしていたのは実は同じ寺の修行僧慶全という漢でした。しかしお馬の心は住職である純信に惹かれていきます。そんなお馬の心を引き止めるべくかんざしをかったのは慶全だったのです。
離れた女性の心は、物では繋ぎ止められませんよね
失恋をした慶全は「かんざしを買ったのは純信だ!」と言い回り、純信とお馬も追放されてしまいます。
高知駅前には幕末の志士像
高知駅前には幕末志士の三傑が像になっています。坂本龍馬を始め、日本人の心をつかむ英雄たちはいつまでも人気です。
特急あしずりに乗って足摺岬を目指す!
高知駅からは四国最南端である足摺岬を目指して、土讃線特急あしずりに乗車します。四国の周遊は「四国DC満喫きっぷ」というフリーパスを利用して移動します。こちらもアプリでチケットを購入することができ、毎回チケットを取り出さなくても良いのでお手軽です。
特急あしずりの座席は高速バスのような素材感ですが、ゆったりと座っていられる安心感があります。気動車特急ですが、約一時間半の道のりを走り抜けていく様は痛快です。
中村駅からは長距離バス移動
中村駅到着!
全国の中村さんに届け。
中村駅の待合室は木目調でオシャレです。売店もPayPay対応で、20%オフのキャンペーン中だったのでお得に買い物できました。
中村駅は土佐くろしお鉄道という第三セクターの鉄道が乗り入れています。今回の特急あしずりもこの路線を利用しているものになります。
そしてこの中村駅から足摺岬までは路線バスで恐怖の2時間弱。
100駅もの通過駅を超えていかなければなりません。もちろんレンタカーもなく電車も通っていないので、この方法しか私にはありませんでした。
旅のお供はこちら
ローカルコーヒー牛乳大好き
こちらは高知南国のひまわり乳業さんの商品。ストローがなくても飲めるようです。
2時間の行程をコーヒー牛乳一本だけで持たせようとした自分の愚かさを呪います。
やっとこ足摺岬に到着!
ほとんど眠りながら移動して到着したのが、四国最南端「足摺岬」
東京から1番遠いと言われる場所の一つが足摺岬です。アクセスなどの都合で、北海道の稚内などよりも時間がかかるようです。雨雲が近づいていたようですが、幸い雨に降られず絶景を見て回ることができました。
天然の山門「白山洞門」は圧巻の景色!
なにより絶景だったのはこちらの白山洞門
岸壁の間を波が削って作られた天然の門です!
花崗岩の洞門では日本一のサイズで高さ16メートルにもなります。
白山洞門を見下ろす無料の足湯まで!
バス停の少し手前には万次郎足湯という無料の屋内足湯施設があります。
先程の白山洞門を観ながら足湯に浸かれるという最高の立地です!絶景を見ながら、足湯に浸かれるというだけでも最高なのに、屋内というのは冬でも長居できますね。
帰りのバスの時間まで、足湯に浸かりながら、旅は、つづく。
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