1,000円で桂川流れる伊豆旅行!?修善寺ライナーで行く修善寺温泉とサフィール踊り子の快適旅

桂川から見る紅葉 静岡

今回は政府の援助を受けて運行するという修善寺ライナーに乗車して、片道わずか1,000円で入浴とスイーツもついてくる企画に参加してきました。

行楽シーズンの東名高速道路は果たして何時間で移動できるでしょうか?
ゆったりバス旅を楽しみます。

新宿西口センタービルから修善寺ライナーの出発

修善寺ライナー

観光庁の補助により、片道1,000円で伊豆修善寺に行ける+入浴券+プリンという高速バスで修善寺へ!
行楽シーズンの東名高速道路は果たして何時間で移動できるでしょうか?
ゆったりバス旅を楽しみます。

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こちらのチケットを該当の施設で提示することで利用できるようです。

修善寺ギャラリー

修善寺ギャラリー

約2時間遅れで到着した修善寺。

長旅になりましたが、そのままの足でぐるりと名所を巡っていきます。
紅葉もかなり見頃ですが、予想よりは混雑しておらず川のせせらぎは聴こえます

修善寺ギャラリーではピーターラビットの展示をしていました。

竹林の小径から修禅寺へ

竹林の小径

修禅寺観光の名所ともいえるのが、竹林の小径です。ここを抜けて修善寺の中心地へと向かいますが、非常に静かで落ち着く場所です。

桂橋

桂橋

桂川にかかる桂橋を抜けてさらに奥へと入っていきます。桂川や桂橋といった京都にある名所と同じ名前であるのは源義家が京都への憧れをこの地に写したといわれています。

桂川と独鈷の湯

桂川沿いの紅葉

修善寺温泉の始まりとされるのが「独鈷の湯

独鈷の湯

西暦807年!に弘法大師によって発見されたお湯が1200年経った今でもこんこんと湧いています。ここから修善寺温泉の歴史は始まったとされています。
しかし弘法大師お湯沸かしすぎでは?

観光地のど真ん中にある足湯

足湯

独鈷の湯の前には足湯もあり、桂川を眺めながらゆっくりできます。かつては独鈷の湯にも入れたそうですが、今は保存のため入浴できなくなっています。その代わりと言ってはなんですが、こちらでまったりしましょう。

それでは地名にもなっている修善寺へ

修善寺

修善寺温泉とともに開山された修善寺。南北朝時代に戦災にあって焼失しますが、北条早雲によって1489年に立て直されました。

修善寺拝殿

正式な呼称を『福地山修禅萬安禅寺』とよび、平成19年には大改修が行われたのできれいな施設を見ることができます。

鐘楼

鐘楼

鐘楼も歴史があり、そこにかかる紅葉が美しく映えています。

修善寺のすぐ横には神社?日枝神社

日枝神社拝殿

日枝神社は、隣にある修禅寺の鬼門に当たり、もとは修禅寺の山王社(鎮守)で弘法大師の建立といわれています。明治時代の神仏分離令により神社と呼ばれていますが、修善寺と関わりの深い場所です。

夫婦杉

夫婦杉

一本の杉が日本に分かれて夫婦のようになっているとして、夫婦円満を願う人がここにくるそうです。

源頼家に使えた十三士の墓

十三士の墓

修善寺の向かいにある小高い丘を登ると、13の墓がならんでいます。

これは源義家に使えた志士たちの墓で、源義家暗殺の無念を晴らすべく謀反を企てていたそうです。ところがこれが事前に発覚してしまい、13人の志士たちは殺されてしまいます。

そんな無念の志士を弔うように、源義家の墓のそばに彼らの墓も建てられました。

指月殿

指月殿

修善寺にまつわる歴史として有名なのが、源頼家が幽閉、暗殺された場所というものです。若くして将軍となった頼家は実権を握る母の北条政子たちによって修善寺へと出家させられます。
そのまま亡くなったとされる頼家の墓は修善寺の向かいにある丘へ置かれています。

蓮の花を持つという意外と珍しい姿の釈迦如来像

蓮の花を持つという意外と珍しい姿の釈迦如来像。これも北条政子のはからいだったと言われています。

ツアーにセットのプリンをいただく

修善寺プリン

今回のツアーには銭湯の入浴券とプリンの無料引換券もついていました。繰り返しますが、片道のバス料金と銭湯、プリンまでついて1,000円は破格ですよね!

伊豆からの帰りはサフィール踊り子へ乗車!

サフィール踊り子号

今回の旅のメインはこちらです。
行きの旅費を節約したので、サフィール踊り子のプレミアムグリーンへ乗車!
乗る前からドキドキが止まりません!

プレミアムグリーン

車内へ入ると新車の匂い!
宇宙船のような運転席と座席は夜でも最高の眺望です。あまり人がいないと聞いていましたが、ほぼ満席のようでした。すごい人気。

前面LEDの表示

表示

座席から見えるLEDの表示版も非常に洗練されていてかっこいいですね。サフィールという文字の英語表記も美しいです。

宇宙船のような運転席

運転席

今回は背面側でしたが、運転席も全面ガラス張りで宇宙船のような構造を見ることができます。

鉄道ファン待望の食堂車

食堂車のカウンター

そしてサフィール踊り子で欠かせないのが食堂車の存在です。
久しく特急列車に採用されることのなかった食堂車ことカフェテリアが復活し、電車に乗りながら温かい料理を食べることができます。

キッチン

しかも内装は高級レストランの佇まい!

レンジでチン!などでなく、しっかりシェフが1から調理をしてくれます。

予約座席

現在はすべて料理は予約制。

決められた時間に食堂車にいくと、すでに自分用の座席が確保されており、食器やナプキンまで置いてあります。

サフィールのコップ

サフィール踊り子専用の紙コップ。

なんだか使うのもはばかられてしまいます。

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伊豆にある観音温泉で取れたミネラルウォーターも付いてきます。

パスタは絶品!

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サフィールでの食事は公式サイトで予約する必要があります。

今回は、静岡産3種のキノコとトリュフ塩のラグーを注文。「Ristorante HONDA」本多哲也氏監修のメニューです。アルデンテに茹でられたパスタにきのこソースがたっぷりかけられていて、ワインの進みそうな味です。

残念ながらお酒のメニューは2,300円と高価になってしまうので私は遠慮してしまいましたが優雅な時間をここで過ごすこともできるでしょう。

カフェテリアの利用は1予約につき1時間となっているのであまり長居はできませんが、料理もすぐに提供されるのでかなり長めに設けられているように感じました。

私はプレミアムグリーンのシートも堪能したかったので、割とすぐにカフェテリアをあとにしました。

プレミアムグリーンの座席も最高だ!

プレミアムグリーンの座席は一列にたった2席のみ。広々とした座席間隔は非常に座りごごちのいいものです。リクライニングしても後ろの座席に影響しないよう設計されているので後ろの方に配慮する必要もなく、好き放題にリクライニングできます。

座りごごち抜群の座席にはもちろん、コンセント・Wi-Fi完備です。

座席のステッチにも青色の糸が使われ、隅々までオシャレなことがわかりますね!

コンセント完備

今回利用したプレミアムグリーンは熱海から品川間のギリギリ100キロまでの距離だったので、2,550円と価格を抑えることができました。この熱海ー品川間は鉄道移動をする人には有名で、ギリギリ100キロを超えないことで特急料金などを抑えることができます。

これだけの異次元な体験ができて、珍しい食堂車も経験できる。サフィール踊り子は身近な特急ながら特別な車両です。

異次元の多幸感に包まれながら、旅は、おわり。

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