新幹線の乗車前に優雅なひとときをビューゴールドラウンジで!カード・利用券での利用方法と注意点【東海道新幹線でも利用可】

東京都

東京駅にある「ビューゴールドラウンジ」は、まるで空港のラウンジのように新幹線の出発までの時間を優雅に過ごすことのできる場所です。今回は新幹線の利用とともにこのビューゴールドラウンジも訪問したので、その詳細についてご紹介いたします。

ビューゴールドラウンジとは

ビューゴールドラウンジは2015年に新設された、東京駅にあるプレミアムなラウンジです。旅行や出張などで東京駅から出発する列車の乗客を対象としたラウンジで、混雑する東京駅に居ながら快適な時間を過ごすことのできる場所となっています。

ビューゴールドラウンジの場所と営業時間

ビューゴールドラウンジの場所は東京駅八重洲口1階にあります。八重洲中央口のびゅうプラザ横で、改札を出ると見えてくる高級な入り口がビューゴールドラウンジになります。

営業時間については、年中無休で午前8時から午後6時まで(ラストオーダーは午後5時30分)となっています。ただし、利用できるのは当日乗車する列車の出発予定時刻90分前からとなっているので注意しましょう。

ラウンジの利用条件

ビューゴールドラウンジを利用するには3つのパターンがあります。

まず1つ目にビューゴールドラウンジを利用できるのは、以下の2つの条件を両方満たした方になります。

  • ビューゴールドプラスカードまたは、JALカードSuicaCLUB-Aゴールドカードを保有している方
  • 乗車当日東京駅発の新幹線グリーン車・特急列車グリーン車(プレミアムグリーン車を含む)をご利用になる方

上記以外にも以下のような方が利用できます。

  1. 当日東京駅発の「グランクラス」をご利用になる方
  2. 上記の同伴者さま等

ただし、同伴者の場合には別途利用料3,300円(税込)、または「ビューゴールドラウンジご利用券」が必要となります。

東海道新幹線のグリーン券でも利用可能!

ビューゴールドラウンジというとJR東日本の管轄に思えますが、実は東海道新幹線のグリーン券でも利用することができます。上記のカードを保有していれば、当日東京駅発の「東海道新幹線」のグリーン券で、ビューゴールドラウンジへ入ることができます。

さらに新幹線だけでなく、東京駅を出発する特急のグリーン券でも利用できます。

室内の様子

ビューゴールドラウンジの室内の様子は落ち着いた照明と調度品が置いてあり、喫茶店のような椅子とソファーでくつろげる空間になっています。座席数は34席で、カウンター席やソファー席、テーブル席など、複数人でも利用しやすい作りになっています。

訪問したのは土曜日の9時ごろでしたが、混雑しておらず快適に時間を過ごすことができました。

またドリンクなどのサービスもあるのでご紹介いたします。

ドリンク

ドリンクはメニューが置いてあり、スタッフの方へ注文するようになっています。一人一杯ではなく、いくつでも注文できるので、気兼ねなく利用しましょう。

私が訪問したときのメニューは以下でした。

  • ホットコーヒー
  • カプチーノ
  • カフェラテ
  • ハーブティー
  • お茶
  • お水(FromAqua)
種類豊富なハーブティー

ハーブティーは本格的な茶葉のケースから商品を選ぶことができるので、かなりおススメです。種類も豊富で高級感があります。

お菓子

コロンパンのバタークッキー

お菓子は利用者一人に付き一つ提供されます。ドリンクは何回でも注文できますが、お菓子は一つだけとなっています。

食べ物の持ち込みもできないので、ここでお腹を満たすというよりは軽く一杯利用するという程度がいいかもしれません。

雑誌

よくある雑誌類のほか、時刻表が置いてあるのは東京駅ならではと言えます。そのほか大人の休日倶楽部などJR東日本に関連した雑誌が多いのも空港のラウンジなどとは違って面白いところですね。

インターネット

ラウンジ内では無料のLANもあるので、インターネットを自由に使えます。これから始まる旅行のプランを立てるのにも、Wi-Fiを使って高速にブラウジングできるのはありがたいですね。

クローク

遠方へ移動する方は、スーツケースや大きな荷物を持っている場合があると思いますが、そうした荷物や上着などもクロークに預けることができます。クロークの預り証はコインのようでおしゃれでした。

トイレ

混雑している東京駅の中で、並ぶことなく清潔なトイレを利用できるのはビューゴールドラウンジの大きなメリットです。

ラウンジを出るとすぐに改札

新幹線の出発時間が近づいたら、ラウンジを出て改札へ向かいます。新幹線の改札口もすぐ近くにあるので、乗り過ごす心配もなさそうですね。

利用条件となっているカード

ビューゴールドラウンジを利用する条件の一つである対象クレジットカードは2種類のみとなっています。

ビューゴールドプラスカード

ビューゴールドラウンジを利用できるクレジットカード1つ目はビューゴールドプラスカードです。年会費が11,000円とかかるため、普段列車を利用しない方に保有するのがはハードルの高いカードとなっています。

一方で、新幹線の利用やモバイルSuica、オートチャージの利用などで還元率の高いカードとなっているのでJR東日本を普段から利用している方には年会費以上の見返りのあるカードとなっています。

カードの利用で還元されるJREポイントも様々な特典に交換でき、特に鉄道利用では1ポイント1円以上の価値になるためさらにカード利用の価値が高まります。

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JALカードSuicaCLUB-Aゴールドカード

ビューゴールドラウンジを利用できるカードの2つ目は、JALカードSuicaCLUB-Aゴールドカードです。こちらはJALカードとSuicaが一体になったカードで、鉄道以外にも飛行機を頻繁に利用する方にはおすすめの一枚です。

年会費は20,900円とビューゴールドプラスカードよりもさらに高くなっていますが、フライトでポイントやマイルがたまるほかショピングでの利用でも高い還元率でマイルを貯めることができます。

加えてビューゴールドプラスカードと同じように鉄道利用のポイント還元もあるので、頻繁に移動する方にはオトクなカードとなっています。

デメリットと注意点

快適な空間を提供してくれるビューゴールドラウンジですが、以下のようなデメリットと注意点があります。

到着後の利用はできない

新幹線の利用後、東京駅に到着した場合にはビューゴールドラウンジを利用することができません。あくまで出発までの時間に利用することを想定しているようですね。このあたりは空港のラウンジと同じです。

一日に複数回の利用はできない

ビューゴールドラウンジを一度退出後、もう一度ラウンジに入るということはできません。席を取っておいて、お土産を買いに行くという利用方法はできないようですね。

利用条件が厳しい

ビューゴールドラウンジを利用するには、ビューゴールドプラスカードなどを保有しているだけではなく、当日東京発のグリーン車に乗車しなければなりません。また同伴者についても同様にカードを保有していなければならないなど、厳しい条件となっています。

一方で厳しい利用条件ため、利用者も少ないというメリットもあります。ラウンジが混雑していると落ち着かない場合もあるので、人の多い東京駅で比較的空いている場所でゆっくりできるというのは一つのメリットになるでしょう。

ビューゴールドラウンジを利用して素敵な旅のはじまりを

今回はビューゴールドラウンジについてのご紹介でした。このラウンジを利用するためにはカードの保有と当日グリーン席への乗車という条件になっていますが、一度体験してみる価値はあるかなと思います。

素敵な旅のはじまりを東京駅のキレイなラウンジから始めてみるのはいかがでしょうか。

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