今回は雨の浅草を散策。春雷の強い雨だったため、屋内の施設利用が多かったです。
今回のコースはこちら
浅草駅
浅草駅は都営浅草線、東京メトロ銀座線、東武鉄道、つくばエクスプレスが乗り入れる駅です。つくばエクスプレスの浅草駅のみ浅草寺を挟んで西側にあるので、待ち合わせの際は気をつけましょう。
駅でなくても待ち合わせにできる目印はたくさんあるので、雷門を始め決まった場所で待ち合わせするのが良いかもしれません。おすすめは後述する浅草文化観光センターです。
雨の仲見世
浅草駅を降りて早速見えてきたのが雷門と仲見世通りです。コロナ以前は世界中から押し寄せた観光客たちで賑わっていましたが、現在ではインバウンド客が減り、また雨の日でもあったことから傘を広げて歩けるほど人の少ない仲見世通りが見られました。これはもう一生ないかもしれません。
焼きたてメロンパンの松月堂
はじめに向かったのは、メロンパンで有名な松月堂です。浅草では多くの店舗でメロンパンの販売をしていますが、その中でもおすすめなのが松月堂のメロンパンです。
まさに外はサクサク、中はふわふわの文字通りの味わいです。焼き立てをお店の2階で食べられるので、是非2階に行きましょう。
中はレトロな作りになっていて、昭和初期を彷彿とさせるおもちゃや看板など楽しい内装になっています。
流行りの唐揚げ林家排骨
台湾発の巨大チキンカツとして話題になっているのが、ダージーパイというスナックです。ただのチキンカツではなく、八角などで台湾風の味付けがされていてクセになる味わいです。野球グローブほどの大きさですが、意外とあっさり食べられてしまいますよ。
浅草でダージーパイといえば「安心や」という伝法院通りのお店なのですが、こちらは人気店すぎていつも行例、かつ販売終了という状態です。
そんなところへまさかの松月堂の横にダージーパイのお店ができているではないですか!値段も一つ500円と「安心や」と変わらない価格。購入すると巨大なチキンカツに笑ってしまいます。なお、注文してから揚げるので、4,5分待つことを注意してください。
また、浅草の一帯は食べ歩き禁止なので、お店の前か中にあるテーブルで食べましょう。珍しい台湾ビール、台湾マンゴービールなども販売されているのでダージーパイをつまみに一杯ひっかけるのもいいものです。
伝法院通り
仲見世通りを抜けると、伝法院通りに突き当たります。こちらには浅草公会堂や先程のダージーパイで有名な「安心や」もあります。
豊福
「安心や」の向かいにはカレーパンで有名な豊福があります。こちらも揚げたてのカレーパンを食べられます。
揚げたてはとてもアツアツで中のカレーが舌を焼きに来るので気をつけて食べましょう。一つ350円と観光地価格ではありますが、生地はサクサク、カレーは煮込まれてトロトロと食べる価値のある美味しさです。
食べ歩きは出来ませんが、すぐ隣に休憩所もあるのでそちらで座って食べることができますよ。
浅草芸人の舞台「東洋館」
今回の目的地、東洋館につきました。浅草芸人ナイツが話題にしたことで脚光を浴びた演芸場です。
かつてはフランス座と呼ばれるストリップ劇場でしたが、幕間に行う爆笑コントを演じていたのがビートたけしを始めとした多くの浅草芸人達でした。
ビートたけしはエレベーターボーイとして働く傍らタップダンスを学ぶなどしていたそうです。
2000年にはストリップとしての経営が難しく色もの寄席演芸を中心とした劇場「東洋館」となりました。
無料の展望所がある浅草文化観光センター
東洋館でひとしきり笑った後は、浅草文化観光センターへ。雷門の向かいにある施設です。
こちらの最上階からは仲見世通りを見下ろすことができます。もちろん無料で観ることができますが、隣のカフェから見ることもできます。
こちらにもベンチが置いてあり、座りながらスカイツリーを眺めることもできます。
神谷バー
最後に向かったのは創業明治13年、浅草1-1-1という住所にある老舗「神谷バー」です。
電気ブランと呼ばれるブランデーは長く浅草の庶民に愛されてきました。かつては45度という強烈な強さのお酒でした。いまでも30度あるので、チェイサーを飲みながらちびちびいただきましょう。
ちなみに電気ブランはビールとも相性がいいようで、2つ一緒に頼む人もいました。
タコのスモーク
ナポリタン
神谷バーの建物は日本の有形文化財に登録され浅草で最古のコンクリート造建築です。
昭和時代から続くお酒の味に舌鼓を打ちながら、旅は、おわり。
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