今回は日比谷へ。安土桃山時代より前は日比谷入江と言われる海域で、徳川幕府によって埋め立てられました。
日比谷は明治維新以降、急激に発展を遂げた場所で1883年には外国の要人を迎える場所として鹿鳴館が作られました。その後帝国ホテルや日比谷公会堂といったエンターテインメントの場としても名を馳せます。
そんな日比谷の地でもゆっくりとできる場所はいくつもあるので紹介いたします。
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東京ミッドタウン日比谷
日比谷での待ち合わせスポットとしても便利な東京ミッドタウン日比谷。
日比谷線の日比谷駅から千代田線の日比谷駅をつなぐアーケードは「日比谷アーケード」と呼ばれ天井が高く作られたアーケードは、かつての三信ビルディングを踏襲しているそうです。
また、当時の三信ビルディングの建材も再利用されている部分があり店舗の上部につけられた手すりや鳥像の装飾が歴史を物語っています。
福岡の和菓子屋鈴懸
最初に向かった店舗は福岡博多の創業の和菓子店「鈴懸」
鈴の形をした最中が有名ですが、他にも餅丸といった小さなどら焼きも売っていて、ドラえもんを彷彿させます。
鈴乃最中、鈴乃○餅ともに一つ108円。非常に安価ながら間違いない味。またイチゴ大福といった女子受けするものもあるので、お持たせにぜひ。
日比谷焙煎珈琲
そのままB1へ上がり日比谷焙煎珈琲へ
こちらはフードコートの一角にあって混んでいる場合が多いですが、お昼時などは逆に空いています。
向かいのパン屋でパンを買ってこちらのコーヒーを合わせるのも良いです。
コーヒーは浅煎り、深煎り、グアテマラクラシックマヤの三種類でラテ、ソイラテ、アーモンドミルクラテは深煎りのものになります。
価格もスモールサイズが300円からとスタバと変わらない値段で飲める本格的なコーヒーなのでオススメです。
プルーンやブドウのようなフルーティーさを感じることのできるコーヒーでとても飲みやすいですよ。
日比谷公園
西側へ歩いて向かったのは日比谷公園。日比谷公園は西洋風の庭園をイメージして作られた公園で、有名な日比谷公会堂や野外音楽堂などを併設しています。
また年一回激安カレーを提供することで有名な松本楼もあります。
庭園にはルンバのような自動芝刈り機も
日本標水準原点
日比谷公園から北上すると旧井伊家の屋敷跡があります。日比谷の一帯は江戸時代、錚々たる大藩の上屋敷が多数置かれ、井伊家の屋敷もその一つでした。
そこには日本水準原点という日本の高さの基準となる場所があります。
日本の標高は東京湾の平均表面が0mとされていますが、海面は気候などにより変動するため地上のこの場所が高さ24.3900mの原点となっています。
櫻の井
櫻の井は江戸の名水の一つで、井伊直弼によって作られた井戸です。
歴史でも有名な桜田門
言わずとしれた江戸城の門の一つ桜田門。この桜田門を一躍有名にしたのが、先の井伊直弼暗殺事件となった「桜田門外の変」です。
自動運転車が走っている
皇居を抜けて丸の内の方面へ向かいます。西洋的な建物が並ぶ丸の内ブリックスクエアにはジョエル・ロブションを始めとしたおしゃれな飲食店などが入っています。
その丸の内ブリックスクエア前では運転手のいない自動運転車の実験をしていました。こちらはBOLDLYというソフトバンクグループの会社が行っている事業で全国各地で自動運転の実験を行っています。
現在は応募制による乗車のみでしたが、いずれは自動運転車に乗って丸の内周辺を散策できるようになるかもしれませんね。
東京おかしランドでポテトチュロス
東京駅についたので、八重洲地下にある東京おかしランドへ向かいます。ここにはカルビーの揚げたてポテトチップスが食べられるCalbee+やぐりこ・や Kitchen、森永のおかしなおかし屋さんなどが集まっている人気のスポットです。
Calbee+ではポテトで出来たチュロス「ポテチュロ」という商品があるのでそちらを注文。210円でこのクオリティはすごい!もちもちとした食感とチュロスのカリカリ感が絶妙です。
大丸
訪問した日はちょうどホワイトデー
百貨店のスイーツコーナーはかなり混雑しているので、レストラン階へ避難。
レストラン階には絶景が見られるトイレがあります。
眼下に走る電車をみながら用を足せるのは贅沢ですね笑
絶景を楽しんで、旅は、おわり。
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