一日目は徳島から明石海峡大橋を渡ってはるばる大阪へやってきました。二日目は大阪から和歌山へ移動し、フェリーで再び徳島へと戻ります。
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特急「くろしお」のパンダ車両に乗って和歌山へ
今日の移動はパンダ!
和歌山駅まで少しの間、特急くろしおで快適移動です。
特急くろしおはグリーン席の一人席で広々まったりできます。コンセントがあるので、電子機器を充電しながら和歌山へ移動します。
普通席にはパンダ模様のヘッドレストカバーがかかっています。
避難指示の説明にもパンダ。和歌山はパンダによる観光需要が非常に大きいことがわかりますね。熊本のくまモン的な。
撮影をしている子どもに職員の方がパンダシールをあげているのも微笑ましい光景でした。
和歌の浦を見下ろす絶景の紀三井寺へ
紀三井寺は、今からおよそ1250年前昔、奈良朝時代、光仁天皇の宝亀元年、唐僧・為光上人によって開基された霊刹です。
朱色に映える楼門
紀三井寺に入ってすぐに見えるのが、この楼門です。室町時代後期に建てられ修理がされましたが、美しい朱色は色あせながらも美しく映えています。
通路の上には牡丹と蓮の彫刻があり、こうした欄間は非常に珍しいものだそうです。
紀三井寺の名前の由来となっているのが境内にある3つの井戸。いまも湧水がこんこんと流れ出ています。
紀三井寺は夏目漱石も訪れて和歌の浦を見たたとされる場所で、この強烈な階段を息を切らしながら登ったそうです。小説「行人」にも描かれています。
紀三井寺から見下ろす和歌の浦は非常に美しい景色です。駅からも遠くなく、徒歩で来れるにもかかわらず人は少なく、この景色を独り占めできるというのもおすすめポイントの一つです。
徳川御三家の居城「和歌山城」
和歌山市駅まで戻り、和歌山城へ来ました。
和歌山城は、徳川御三家の紀州徳川家居城でありましたが、戦災により天守は焼失し、昭和になって再建されました。
城内には動物園?!
お城の中には入場無料のミニ動物園もあり、子どもが楽しそうにしていました。
ヤギが飛び出ています。
重要文化財岡口門
和歌山城の焼失から唯一のこった岡口門は、重要文化財として保存されています。
かつての石切場だった岡公園
岡口門を出ると、岡公園がありここで築城の際に石切りをしていたそうです。
今はかつて走っていた市電やSLも展示されていて、こちらもまた見がいのある場所です。
公園の一角には紀州藩士大村家の長屋も展示されています。江戸時代末期の建設で、当時の武家屋敷の様子を残す貴重な建物です。
大村家の家紋は桔梗の紋だったようで、屋根の瓦にも桔梗の紋が使われています。
フェリーに乗り込んで和歌山から徳島へ
和歌山港からは南海フェリーで徳島へ戻ります。
このフェリーがまた豪華で楽しい!
船内にはカフェ席、オープン席、フラット席など様々な座席が用意され、カップヌードルの自販機まであります。
もちろん全席コンセント、Wi-Fi完備で2時間の船旅も快適そのものです。
とても暖かかったので、横になって寝てしまいました。
幻想的にライトアップされた徳島城跡
バス停の前には素敵にライトアップれた徳島城の門が残されていました。
徳島空港のラウンジでまったり
あっという間に徳島空港まで帰って来てしまいました。
出発までカードラウンジでまったり。
このラウンジではすだちジュースが飲み放題ですが、受付の人に言わないといけないので、飲めても2本かなぁ。
機材は国際線に変更されていたので、機内ではドラマが楽しめました。搭乗時間は1時間30分ほどなのであっという間。
すだちの香りを口にふくんだまま、旅は、おわり。
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